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2020年12月18日 (金)

アオキと キハダと 陀羅尼助

日本原産で

世界中で「アオキ」

と呼ばれているとか、

 

よく家の隅に植えられていましたが、

意外にも薬効が高く、

草花あそびにも大活躍で、

 

 

有名で有能な子供好きの野球選手のようです、

そのアオキを

Img_20201214_1117511
10分ほどコトコトして

飲んでみますと、



小豆の煮汁の上澄み液のような

とろりとした味がします。

小豆の砂糖を入れるまえの煮汁ですが、

長年の条件反射で

ちょっと甘く感じたりします。


 

でも、ほんとは

小豆の煮汁上澄み系ですから、

健胃、膀胱炎、解毒

と言われても

そんなには飲み進みません。

で、番茶とブレンド、

などと思うわけですが、

 

 

ちょっと待てよ、

うちにはキハダがあったはず。

以前、年配のお爺さんにいただいたものです。

Img_20201214_125324
配合や煎じ方がわからないので

とりあえず、

ドボンと入れて

また5分ほど煎じてみました。

 


おそるおそる すすってみますと、

お~~~だらにすけ

これが陀羅尼助、

たぶん陀羅尼助、

 

一言おいしい~

 

少しピリッとするキハダの苦味を

とろりとしたアオキが和ませ、

まろやかに飲みやすき陀羅尼助。

 

ってな感じでしょうか。

本当の陀羅尼助は、

もっときちんと煎じて超苦いかもしれませんけどね。

 

陀羅尼助は 昔からの苦味健胃薬です。

蜀山人(しょくさんじん)も飲んでいたとか。



アオキも キハダも 健胃 整腸 抗炎作用がありますから、

効果に二重線の太線が入った具合で、

さらに味もお互いを引き立て合う関係だったのですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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