アオキと キハダと 陀羅尼助
日本原産で
世界中で「アオキ」
と呼ばれているとか、
よく家の隅に植えられていましたが、
意外にも薬効が高く、
草花あそびにも大活躍で、
有名で有能な子供好きの野球選手のようです、
そのアオキを
10分ほどコトコトして
飲んでみますと、
小豆の煮汁の上澄み液のような
とろりとした味がします。
小豆の砂糖を入れるまえの煮汁ですが、
長年の条件反射で
ちょっと甘く感じたりします。
でも、ほんとは
小豆の煮汁上澄み系ですから、
健胃、膀胱炎、解毒
と言われても
そんなには飲み進みません。
で、番茶とブレンド、
などと思うわけですが、
ちょっと待てよ、
うちにはキハダがあったはず。
以前、年配のお爺さんにいただいたものです。
配合や煎じ方がわからないので
とりあえず、
ドボンと入れて
また5分ほど煎じてみました。
おそるおそる すすってみますと、
お~~~だらにすけ
これが陀羅尼助、
たぶん陀羅尼助、
一言おいしい~
少しピリッとするキハダの苦味を
とろりとしたアオキが和ませ、
まろやかに飲みやすき陀羅尼助。
ってな感じでしょうか。
本当の陀羅尼助は、
もっときちんと煎じて超苦いかもしれませんけどね。
陀羅尼助は 昔からの苦味健胃薬です。
蜀山人(しょくさんじん)も飲んでいたとか。
アオキも キハダも 健胃 整腸 抗炎作用がありますから、
効果に二重線の太線が入った具合で、
さらに味もお互いを引き立て合う関係だったのですね!
コメント