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2021年1月 4日 (月)

腐葉土づくり腐葉土あつめと カブトムシ

お山初仕事は

毎年1月4日です。

腐葉土をあつめて腐葉土をつくります。

その中にカブトムシの幼虫も居ます。

今年は何匹いるかな?

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昨年、目いっぱい溜めた落ち葉が腐って

容器の半分にまで沈んでいます。


それを

大きなポットの中に入れ替えると
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90㎝四方のケースから 3杯分の腐葉土が

出来ましたッ。

このケースには17匹ほどのカブトムシ幼虫が居ましたが、

他の3ケースにはほとんど居ませんでした。

合計22匹でした。

ちなみに昨年は合計80匹でした。

毎年、数は変化します、

今年は少ない方です。

Img_20210104_120243_1
殻になったケースに

落ち葉を入れていきます。

今年はボロボロになったシイタケ菌を打ち付けた

コナラの原木を底に入れました。

この原木は5年位経ったもので

いよいよシイタケの数も減りボロボロになりました。

剪定した木もこのように

キノコ類の原木になり、

朽ちるまでシイタケを栽培してくれるのですから

里山の木ってすごいな~と思います。

しかも、この後は、

カブトムシが食べて太ります^^!

カブトムシは落ち葉だけよりも

朽木が入っているほうが栄養豊富で太るのです。

さらに言えば、

カブトムシは

落ち葉や朽木についている菌糸を食べる

菌糸食だそうですから、

シイタケ菌のついた原木は

カブトムシにとって御馳走福袋みたいなもんでしょうか^^!

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ちなみにこれは、

試しにシイタケ菌を打ち付けてみたエノキ。

やはりシイタケは

ブナ目ブナ科のコナラやクヌギやスダジイが

いいのか、

なかなかシイタケは顔を出してくれません。

エノキはバラ目アサ科です。

せめて

1個や2個は出てくれるでしょうか???

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かき集めた落ち葉を

踏んで踏んで踏みつけて

目いっぱい入れました。

お山の神さまの大ケヤキやモミジやユリノキの落ち葉です。

落ち葉のスペシャルデリシャスブレンドです。

 

ここに

先ほどのカブトムシの幼虫を戻します。

冬眠中のところ、

起こしてしまってゴメンナサイ。

また春に起きだして

落ち葉をいっぱい食べて

コロコロの円筒型の糞をたくさんしてくれることでしょう。

カブトムシの幼虫の居たケースは、

落ち葉が完全に分解され

ふっかふっかの腐葉土が出来あがります^^^^

カブトムシは実は、

全身で落ち葉を腐葉土に消化していく

大腸コスチュームの熱血里山ファーマーなのです。

してみれば土繭から現れる最終形が

土砂をかきわけるブルドーザーっぽいのも頷けます^^;


 

<おまけ>
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落ち葉集めに なくてなならない農具


熊手(くまで)

 

大好きな道具です。

普段はその存在にも気づかないくらいですが

一芸に秀でた有能選手で

上の写真のように

どんな込み入った草元の落ち葉も

器用な指先のようにかき集めていきます。

鷲のかぎ爪のごとく、

酉の市の縁起物の熊手は

まさにお山でも招福開運の

福をかき集めています。

 

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