畑ぼうずさんからの手紙
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは、ちいさなお友達に
お手紙を出そうと相談しています。
雨だったら寒いね、
そしたら薪ストーブを焚こう、
と薪の準備をしていましたが、
寒いどころかセーターを脱ぐほど暑い日になりました。
朝の会では
いたずら大王が出てきて言いました。
「おまえたちは動物園にいったことないだろう、
どうぶつを しっているかあ」
しってるよ!
きりん、ぞう、ちーたー、うさぎ、へび、らいおん、
次々に名前が上がりました。
「でもここには居ないだろう」
すると、大丈夫ですよ、大丈夫ですよ、
と空から声がして
クルミの枝がおりてきました。
その枝をよく見ると、
動物のお顔がついています。
「シカみたいだねー」
「おさるにも にてる」
「ひつじは?」
「20いた」
数えてみたらたくさん居ました^^
「さすがだな」
いたずら大王は消えて今度は別の声が聞こえてきました。
「あたらしい年があけて
みんな大きくなりましたね。
もうすぐ卒園する人もいますね、
わたしは畑ぼうずです。
大きくなったみんなへ
おてがみがあります。
さがしてみてください。」
ありました、ありました、
みんなでお手紙をならべて
ひとりひとり開けてみますと、
ナゾの絵が描かれています。
あー、これはね、こうやって こーすると ザザザーっていうのだよ。
記憶をたどって教えてくれる
お兄さんお姉さんも居ます。
それでは、それを さがしに行きましょう。
あったー!
あったー!
みつけた~~~
お手紙設計図をみながら
「あーおもいだした、これはね、こうするのだ!」
3年前の記憶を思い出せるのですね、、
はじめてのお友だちに教えてくれています。
くるくるくる、すいーーーーー
ぐるぐるぐる、すいーーーーー
ひとりでチャレンジ^^
ぎこぎこぎこ
いろんな工具を勢いよく抱えてきましたが、
設計図を見直して
ノコギリで竹を切っています。
ひとりで最初っから全部切ってしまいましたッ!
お尻で竹を抑えてくれている人もいます。
切った穴に ぴったり合うコルクを探します。
これは?
こっちは?
ひっくりかえしたら どうかな、、
たくさんのコルクはワイン好きのお父さんにいただきました^^
この数あれば、どれか1個は必ずぴったりきますッ
雑巾を見事に絞って、
ゴッシ、ゴッシ、ゴッシ、ゴッシ・・・
表面の汚れをきれいに拭きました。
ふいた!
ここ汚れてるよ、
まだやるの?
そうだよ、
やったよ、
ここもここも、
しょうがないなーやるよ、
大変素直な人たちです^^^^
奥では小さなお友達の修了制作を手伝ってくれています♡
ありがと~ありがと~~~
カーンカーンカーン
竹の節も抜きました。
いてえー、
いてえよ~、
体重で竹を抑えてくれていますが、
お尻が振動で響くようです^^
3年目組の人たちも
スリスリスリスリ・・・
今までの蓄積でしょうか、
三人だけで作業しています。
さて、どれも似通った板ですが、
組み立てられるでしょうか。
とんとんとんとんとん・・・
おてがみ設計図と
今、使っている現物の椅子を見ながら
組み立てていきました。
とっても丁寧です。
「たかくするんだ~」
たぶんどんなに高くしても
ほんの1年で、
いえ数か月で
皆はどんどん大きくなっていきますね。
椅子は瞬く間に小さくなってしまうでしょうけれど、
ほんの一瞬だけでも
幼い日のひとときを楽しんでもらえたらと思います。
真剣です。
クギは1本のみですが
小さな大工さんのようです、
他はビス止めなので
ドリルで解体して
また別のものも作れますね。
いちばんたかくしたんだ~~~~
今度はここ自然木を取り付けます。
気に入った手ざわりや形の木があるといいですね。
お弁当も食べまして、
チーズになっちゃうくらい走っている二人
こちらは羽突きの羽根を作っている人
三色の羽根を選んで
ムクロジの種の穴に挿します。
コーン、
コーン、
あれ、
当たらないときもあります^^
棒に糸を垂らして羽根玉を結んで、羽根役の人もいますが、
結構むづかしい。
いつか羽根だけで 突ける日が来るかもしれません♪
お片付けにプロフェッショナルな二人
大きな布をたたんだり
長いロープを腕に巻いてまとめたり、
♪ゆすらんかすらん
きれいにたためた~~!
こつこつ片付けてくれる人
外で遊びたかったけれど部屋の中まで入れた人
体は外で 顔だけ入れた人
今日もいろんな人が居ました^^
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
なんか怪しいヒモと鈴がぶらさがっています。
危険な罠の匂いがします^^;;;
お誕生日会
赤いカエルくんが出てきてお話してくれました。
「ちっちゃな島に天使さんがうまれました。
天使さんは旅に出ました。
ある島でワニと ちからくらべをしました。
がおーっと大きな口を開けたワニ、
天使さんは、そのワニの口をわしっとつかまえて、
ぐおぐおぐお・・・
ぐおぐおぐお・・・
と開いて、
シャカシャカシャカシャカシャカ・・・
と歯ブラシをしてあげました。
お礼にワニは、天使さんを大きな島へと連れていってくれました。
そこでは大きなクマと食べくらべ。
たべてたべて、
あたたたたたた・・・と
お腹が痛くなったみんなはひとねむり。
そして目がさめるととても強くなって
ちっちゃな島にうまれた天使さんは
○○くんになりました。」
おしまい
« 本「言魂」 | トップページ | ジュズダマのお茶 »
コメント