ホオノキ~朴葉茶&フキノトウ朴葉味噌
朴葉味噌っていえば
朴簿味噌ですよ~
うまいッ!
としか言いようがない。
石油ストーブの上で焼けます
⓪秋に拾って紙にはさんでおく
①ホオノキの葉を洗い、軽く水気をふく
②お好みで油をぬる ぬらなくても良い、
③味噌大匙2位、刻んだフキノトウ2個位を混ぜる
④葉の上に乗せて 10~15分くらい焼く
朴葉味噌って、
ちょっと上品な郷土食みたいで
ぜんぜん手出しできないコムズカシイもん、
と思っていましたら、
実はまったくその逆で
誰でも出来て簡単おいしく、
超高級料理は野山にあった!
みたいな
目から鱗や涙のそんな味ですね。
更に今日は
かなり大きくて立派だけど
割れてしまった朴葉を一枚、
(これは急須 4~5杯分)
粉々に手で砕いて、
お茶にブレンドしてみました。
飲むなり、ベースケさんが言いました。
「お、これは!
モクレン科のポット植物を
植え替えるときの匂いがするッ、
すっとして、殺菌作用あるでしょ?」
(あるよ~、香りもあるって)
確かに口の中がさっぱりします。
これが殺菌作用なのですね。
でも薬っぽいわけではなく、
あくまでも「高級上等」なさっぱり感です。
それはおそらく香りが
いかにも王宮的な高貴な雰囲気を醸し出すからで、
モクレン科の原始的つくりの花でありながら
いや、
だからこその 深い霊性を呼び覚ます香りなのか、、、
ところで、
お山のホオノキは20mはある大木なので
香り高いと評判の花に
滅多にお目にかかることはありませんが、
下の写真は、
近所の神社の駐車場の
1階の屋根くらいの高さで
偶然6月ころの
白いクリーム色の花が咲いているのに出会えましたし、
近くの健康福祉村では
人の背丈ほどのフレンドリーなホオノキに会えて
落ちたばっかりの綺麗な朴葉を
山ほど拾えましたし、
看板などもあって
「ほお~」
なんて頷いたり^^;
意外に町庭でも会えるわけです。
若い葉はこんなにみずみずしく
落ち葉は大きく
パリパリしているわりに火に強く、
昔っから有名な「キツネのお面」
も作れて、
これはびっくり
試しに作ってみたら
「葉っぱ凧」
も作れて、
秋に熟す袋果は、
こんな斬新大胆なデザインで
各袋にはコブシのように赤い種子が入っていて、
アイヌ民族は、
この種子を煎じて茶のように飲用したというのですから、
またそのときに
(きっと会いましょう、
飲みたいですッ、)
と風の便りの約束をしたくなります♪
<おまけ>
七輪で「ふきのとう朴葉味噌」
※生薬名
厚朴(こうぼく)または 和厚朴(わこうぼく)
夏の土用にはいで干した樹皮部分
胃腸薬、腹痛、吐き気、下痢、利尿など
果実は煎じて解熱
葉は殺菌作用
材は 日本刀の鞘など
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