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2021年2月16日 (火)

おじいさんとケヤキの枝

止まっていた引越し片付け作業も

少しずつ少しずつ進めています。

ここ最近は
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古家の裏でひっそりと枝葉を伸ばすケヤキに

梯子をかけて剪定しました。

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そこから

木のトンカチとか

ものづくりに使う枝などを選んでいると、

おじいさんがやって来て、

「これもええなー」と手伝ってくれます。

それから要らない枝を美しく

畳の端っこのヒモでまとめあげ、

ひょいひょいと抱えて持っていくようすは、

足腰まがって

もう卒寿になるというのに、

わたしなんかよりずっと身軽で軽やかで自然です。

 

その後ろ姿は、

枝おろしされたケヤキの枝と重なって

ゆらゆら揺れていて、

仙人のようです、



あるいは

切られても尚

人の体や心をあたためる暖炉の薪の古木のようで

在るだけで光ってるふうな特別な存在感があります。

 

これで

衰えて起こる日常のゴタゴタ事件もすべて帳消しです、

というか、それさえもチャームポイントに思えてきます^^;

で、

そのまとめた枝があんまりきれいだったんで

全部持って帰ってしまいました。

何に使おうか迷っていましたが、

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ヒヨドリや 

元気すぎるオーチャン(庭鳥)に

ついばまれたキャベツやブロッコリーや

ロマネスコの周りに

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枝をさして柵にしました。

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そのオーチャンは

今日も卵を一個産んでくれて

縁側でくつろいでいます^^;;













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