安行原自然の森~池ほり大作戦!
安行原自然の森のカキツバタ池は川口市内最大級のアズマヒキガエルの産卵場所です。
8年くらい前は、この池に100匹くらいのヒキガエルが集まり、産卵のための蛙合戦を繰り広げていました!ただ、年々数は減少傾向にあります。周りの開発と人の出入りが増えたことが考えられます。
先日、池のようすを見に行って見ると全く水が溜まっていません~
湧き水の水路には水が流れていますが、ヒキガエルは流れのある水路への産卵を好みません。
大雨のとき産んだ卵が流されてしまうせいでしょう。
自然の森の管理は見た目の美しさや貴重種の保護だけではなく、森に暮らす動植物全体の命の流れが重要となります。
安行原自然の森のカキツバタ池。川口市内最大級のアズマヒキガエルの産卵地ですが、水が干上がっています。原因は湧き水の水路より池が高くなったため。産卵シーズンになったので、子供エコクラブで小さな水たまり池を掘らせてもらえるように、公園課、自然保護対策室に連絡しました!#川口自然探検隊 pic.twitter.com/DVQarr02rr
— 野歩き日記 (@kusakiya) March 1, 2021
池の植物の堆積と、水路の溝掘りで、高さが逆転してしまいました。
川口市自然保護対策室にご協力いただき、作業できることになりました。
絵本「ごとおべえがいく」。ヒキガエルの産卵が良く分かる絵本です。
アズマヒキガエルの雌が見つかりました。掘り上げた池に放しました!#川口自然探検隊 pic.twitter.com/MO5D1VFbAx
— #川口自然探検隊 (@shizentankentai) March 6, 2021
泥だらけになって作業してくれた、皆さん、ありがとうございました!
今度は産卵の観察会をやりましょう。
ヒキガエルの雄雌
安行桜が満開のころ、ヒキガエルの産卵が始まります~
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