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2021年3月21日 (日)

コブシ茶

もう間に合わないかと思いました。

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種まき桜と呼ばれるコブシも

もう満開を過ぎ始めて、

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かなしげな夕暮れでもあったのですが、

今日を逃してはもう来年になってしまうと、

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コブシの花を


お茶とお風呂に。

 

遅かったか、
ザルに広げて干していますと
翌日には茶色に枯れ始めるもの多数でしたが、
開いた花でも数輪は
翌日も翌々日も白いままのもあり、


あの同じモクレン科のホオノキに似て
やはりインドあたりの聖者の放つ香気の趣きにて
催眠状態に入りそうで、

それを
急須に一輪ずつ番茶の上に乗せますと
番茶そのものも美味しいのですが、
さらに辛みもまろやかになって
喉の奥へと落ちていくのでした。

薬用はつぼみを煎じて服用して
鼻づまりや頭痛に良しとされますが、
ただ急須に軽くいただくだけでも
気の開かれる思いです。
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急須のなかへ一輪

これは開く寸前だったコブシですが、
まだ丸い蕾は、
コブシ(辛夷)らしい辛みを味わえます。


※美味しいので飲み過ぎに注意しましょう。
体を温めるので多量に飲むとめまいや充血を起こす
こともある。

<おまけ>
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昼間の満開のコブシ


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茶色になった花

きれいにパリパリにドライになったので
これも飲めるし美味しい。

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