お山たんけん
チリンチリ~ン
お山のふもとに着きました。
お山の麓には田んぼがあって
中をのぞきますと、
なんとなんと
なんと!
最後のヒキガエルグループが上陸する寸前でしたッ!
まるで皆が来るのを待っていたかのようです。
アズマヒキガエルです。
しばらく水回りで過ごして
体も渇いてきて陸仕様になり、
そのうちお山にも登っていくことでしょう。
とすると、
また数年後どこかで会えるかもしれませんね。
一方、
オタマジャクシもいるね~
こちらはアカガエルです。
後ろ足も前足もはえてるオタマジャクシもいます。
「トカゲガエルだっ」
ほんとトカゲに似ていました。
すばらしいネーミング力です^^
ほら、
よく見つけたね~
こちらは
ちっちゃいちっちゃいカマキリさんでした。
卵から孵化したばっかりのカマキリさんです。
「ねーみて♡」
わ~~~、タンポポの綿毛が飛んだ跡ですね。
太陽の子みたい。
「あ~~~~~」
なんか大発見したもよう^^;
子供たちと一緒にいると
テントウムシやらカメムシやらキノコやら
いろんな生き物を次から次に見つけてくれます。
たくさん居たのはクビキリギス。
ジーーーーーーーーーー
さっきも鳴いていましたね。
緑色も褐色タイプも居ますが、
どちらも朱色のお口です。
「あかい口紅みたいね~」
「オレンジ色のマスクにも見えるね~」
このまま原っぱで延々と遊べそうですが、
朝の会をして
お山たんけんに出発です。
ヤツデの葉っぱがありました。
「よろしく~ブンブンブンブンブン」
握手をしました。
足元にはヤブミョウガの青い宝石(実)を発見。
そして上を見ると、
お山の神さま、大けやき。
「どうぞよろしくおねがいします」
ご挨拶をして
お山に入らせていただきます。
伸びた筍と背比べ
どっちが大きい?
「たけのこが ちょっと おおきい」
タケノコの先端が
緑のとんがり帽子になっていました。
それからお山に登ります。
でも、
どうやって
上にのぼろうか、、、
奥の人たちは助け合っています。
すると、
すごい力持ちの人たちが来て
助けてくれました^^
ビュ~~ン、、、
ふ~がんばったな
うん、
登頂成功!
と思ったら今度は、
「何してるの?」
くるくる回りながら下山していました。
「3かいてんしたよぉ♪」
いや、4回転はしていました^^^^
そうして
皆で歌ったり叫んだりコダマしながら
森の入口トンネルを抜けると
「ふ~~~ずいぶんあるいたね~」
初めてのお友だちが言いました。
たしかにゴールを知らないと
道って長く感じますよね、
よく歩きました、
もうすぐ着きますよ。
ところが、
さて着いたと思ったら
またすぐに遊びはじめた隊員たちでした。
「ほら」
カラスノエンドウのお豆を
ちいさな爪をつかって
自分でむいたり、
「やきそば」
桜の枝のお箸で
桜の花がら焼きそばをつかんだり。
おいしそ~~~そういえばお腹すいたねー
お弁当をたべようよ
あんまりにも美味しくて、
あっという間に食べ終わり、
皆でいっしょに夏みかんデザート。
口にはまりました。
「クビキリギスみたいだねー!」
くちべにだよ、
マスクだよ、
ねずこだよ、
いろんな説が飛びかいます。
と
それを見て
ごそごそ、ごそごそ、
何やら探して、
出てきたものは・・・
夏みかんマスクでした~~~^^
やっぱりクビキリギスかな。
そうして食べ終わってからも
ブランコ、シーソー、宇宙船、
皆なでかけっこ
走って、
走って
走ったにもかかわらず、
またたんけんに出かけました。
ここはどこ?
おやつの道だよ。
あった!
クサイチゴのいばらの森に着きました。
どこ?
ちょっと早かった、
クサイチゴが見つかりません。
でも諦めずに真剣に探しています。
あ、
あった♡
ちょうど1個づつありました。
お口の中にいれると
ぷちぷちぷち・・・
森の妖精のおやつのような味がしました。
そして森にお礼をいって帰ります。
ただいま~~~
く~す~く~す~
夢の国でんしゃに乗って
みんなも筍になりました。
お~し~まいまいまいまいまい
<おまけ>
古屋の縁側
おみやげさくらんぼ
今年の夏には取り壊す予定ですが、
どうなるかなぁ。
<ひとこと注意>
オオムラサキツツジの花かざりと花らっぱで遊びましたが、
オレンジ色のレンゲツツジや
黄色のキレンゲは毒なので
それは舐めないでね。
涼しい所が好きで、この辺りには生えていませんが、
知らない場所や 区別がつかない場合は、
なんでも口に入れないようにしましょう。
知らないものを口に入れるときは
聞いたり調べたりしてくださいね。
コメント