ハランのよもぎ団子
手にぶら下げて帰れる
お持ち帰り用よもぎ団子は出来まいか、、、
クマザサは香も味も無難だけど
そのまま持って帰れないし、
ハランはどうかな、
と挑戦してみました。
まずハランを収穫して洗って
一番長い竹の皮を水に浸けて柔らかくして
裂いてヒモを作って、
だんご粉で作ったヨモギ団子を丸めて乗せて
竹の皮のヒモは中に仕込んで、
下から折り上げて
左から畳んで 右も畳んで
ヒモも巻きあげて
上から顔を出していたヒモの端と結ぶ
ヒモの長さが足りず、
巻きが弱いのですが
なんとか結べました。
蒸し器に入れると
長すぎて入らない^^;
せっかくの持ち手の茎ですが、
短く切って折り曲げて
やっと入りましたので
余ったお団子も
そのまま入れちゃって、
蒸し器で10分蒸しました。
下はきな粉かけ。
上は包んでいなかった団子を乗せてお皿替わりに。
ヨモギやハランの葉っぱ臭さが多少あるので
苦手な人は食べられないかも。
でも光沢があり繊維も丈夫で厚みのある葉なので
開いたときに敗れる心配な脆さはなく、
こんな感じで
葉の葉脈の筋が縦に入って模様になるのが
とても嬉しい。
<おまけ>
ヒモを中に入れこまず、
普通にぐるぐる巻いた
後ろ側、
この巻き方でも充分
事は足りる
これは
お砂糖をふりかけて
巻いて蒸してみたもの。
蒸しあがったときに
ぽたぽた溶けた砂糖が
落ちてくるので
テイクアウトには向かない。
教訓・・・糖分は団子生地の中に入れる。
または蒸してから
お好みのきな粉やお砂糖をかけて食べる。
っていうのは、
試作でも本番でも
お砂糖を入れ忘れちゃいましたからね^^!
※ハラン 葉蘭 キジカクシ科
お弁当や折詰や刺身のプラスチックリーフは
ハランの葉がモデル。
料亭やお寿司屋さんで細工飾りや仕切りに使われるハラン。
抗菌作用、防臭、防食中毒作用など。
根茎は煎じて民間療法で利尿、強心、肺結核、喘息など。
実も黒焼きを煎じて肺病など。
花は春、地際に紫の花。
つぼみ
花
草姿
科名だけど、
確かに雉(キジ)を隠せそう。
ハランの舟
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