お茶屋さんのおちゃかい
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは田植えをしています。
むくろじ小人さんはお茶屋さんになって
干したドクダミをザルに広げて
チョキチョキしています。
梅雨入りを気にかけたり、
田植えをしたり、
もうそんな季節なのですね。
すると、
あらまぁ、
メダカの水槽の中に
ちっちゃいちっちゃいカエルが居ました。
いつの間にか水槽の中に
オタマジャクシが紛れ込んでいたのですね。
アカガエルのオタマジャクシが
次々とカエルになって上陸していく季節でもありました!
どこ?
ここ。
水草を足場にして水上世界を眺めています。
つかまえてつかまえて!
オタマですくったらいいよ。
走ってオタマをもって来て
息を凝らして見事すくいあげましたッ。
金魚すくいならぬカエルすくい!
と思ったら
ぴょんぴょんぴょんと逃げ出し、
小さなお友だちが小さな手のひらで
つかまえましたッ、、
すごい、
まだしっぽが生えてる。
人の体温でも火傷するっていうのに、
それに踏んづけそうだし、
どうしようか、、、
そうだッ、
水ガメの アサザの葉っぱの上に
乗せましょう。
のった!
この様子をまた
無言でじーっと見つめる子供たちでした。
さあ、朝の会ですよ。
今日のお話は、
前回の続きになっていました。
ドクダミを干した
薬草の国のお茶娘は
お茶を切って袋に詰めて
お昼までにまちに売りに
行かなくてはなりません。
ところが、
ドクダミはたくさんあって
とても間に合いません。
だれかたすけて~
いいよ~
小人さんたちは
お茶娘を手伝ってあげることにしました。
ところで
時計がないから、
お昼まで後どのくらいかわからないよ。
すると、
だいじょうぶですよ、
だいじょうぶですよ、
と声がしてカラスムギが出てきました。
私を水につけてください。
言われたとおりに
お水につけてお砂にさすと、
カラスムギの種のノギが
くるくるくる~~~ん
と、時計の針のように回り始めました。
まわった、まわった~
12じも まわっちゃった~
2周した。
ぐるんぐるん回っていました!
・・・・・
言葉が生まれる前の驚きの瞬間がてんこ盛りです^^
おいしいお茶が出来ますように、
ふ~~~~~
ということで
カラスムギのお昼と
私たちのお昼がいっしょかどうかは
不明ですが、、、
縁側廊下にずらりと並び、
みんなでお茶袋に
絵を描きます。
商品におけるパッケージの存在は
大きいですからね~
クモの絵や
西川口駅や
赤白黄色のお花の絵や
素敵にげんきな女の子の絵
家族みんなのイキイキ笑顔や
白い巨塔の病院の絵まで
中身が同じでも
み~んな欲しくなっちゃう!
自分の分をチョキチョキチョキ・・・
とても丁寧に切って
自分の袋に詰めました。
ざっくざっくざっく・・・
できた~
それからコンテナ田んぼへ来て
ヤゴがいた!
お尻が丸いのでアカネ系です。
あ、おたまじゃくしも!
後ろ足の生えたアカガエルも
まだいっぱい居ました。
これなあに?
これなあにー?
サカマキガイを見つけたお友だちも
居ましたね。
それから
田植えもして、
枇杷採りもして、
(今週、一気に色付きましたッ)
脚立の下で順番を
待ち構えている人たちも居て、
がんばって採りました。
みんな木の実採りの名人です。
たわわたわわ♪
さらに今日はその先の道すがら
青梅とりも。
ごーん、ごとごとごと・・・
いてーーーー
きゃ~、
そっれ~落ちた、拾え~~~~
青い爆弾がゴゴゴと落ちて大騒ぎ。
怪我して血が出たベースケさんに
シダの葉バンソーコーを
貼ってくれたお医者さんも居ましたッ
「あのね、水にぬらして はったの」
咄嗟の機転にビーックリ‼
そんなこんなで
今日もまたあっという間にお昼になり
「ここでたべようよ」
と梅の木の下でお弁当。
なんと、
お茶娘が現れて
お茶を淹れてくれました♡
すると
お茶々娘も現れて
どくだみ茶をついでくれました。
<お茶屋さんのおちゃかい>です♡
大人気ッ
コクコクコク・・・
おいし~
もっとのみたい、
という人も居て更にビックリ!
それからこの日は
スイカの差し入れまで届き、
スイカ割り
あちょ~~
爆笑大受けです^^
みんなも挑戦しますと、
息を呑む瞬間です、
とや~~~
剣の達人も居て
はたまた
目隠しに大泣きした子も居たりして、
大盛り上がり。
泣いても笑っても、
スイカは美味しく食べました^^
さらに
枇杷まで
我慢できずに食べちゃいました。
だって瑞々しくて
本当においしそうだったんだもん♪
「食べすぎかなあ」
「かえったら おやつはなしかなぁ、」
しかも更に
青梅をザブーンと洗って
ふきふきふき・・・
いつも青梅を拾っている
青梅ひろい隊のメンバーが大活躍!
ビンに青梅ジュースを仕込みました。
夏のおやつに飲めるかな?
さあ、帰りの会です。
ちょっきん ちょきちょき
ちょっきん ちょきちょき
みぎで ちょきちょき
ひだりで ちょきちょき
りょうてで ちょきちょき
ちょっきん ちょきちょき
さあ、ドクダミをきりまーす
ドクダミになりたいひと~
はーい
身も心も
ドクダミになった人が居ました^^
ごとーんごとーんごとーん・・・
つぎはーおうちえん~おうちえん~
おりるひとは おきてくださーい
<おまけ>
しゃくなげ飾り
※シャクナゲ(石楠花)
ツツジ科 ツツジ属
似ているオオムラサキのお花より
花の柄が長めで
花びらもしっかり肉厚で
ペタペタしていて
髪飾りにピッタリ。
他の植物と間違えて
毒性を含む葉をお茶にする人もいるとか。
花の蜜ももちろん舐めない方が良いですが、
蜜ツボが小さくて
舐めようとしても
蜜はほとんど入っていない印象で
蜜を吸いに来る虫たちも
少ないイメージです。
注意しながら
微妙な違いを楽しめたらいいですね。
コメント