七夕さまと きっこうでん 乞巧奠
今日は小さな畑のおうち園です。
ちょうど七夕さまの
お祭りをしているようです。
あれ、カジノキの葉に
炭で字を書こうとしていますね。
小人さんも!
これはもしや
中国の行事で七夕のルーツと言われる
乞巧奠 (きこうでん、きっこうでん)
ではありませんか。
天の牽牛・織女に
技巧(機織りや裁縫や書道など)
の上達を乞い願うお祭りで、
カジノキの葉に願い事を書き、
張った縄に下げて祭壇をつくり、
七本の針に糸を通したり、
五色の糸や布をお供えしたそうです。
ところで
前回のビワ染めが染まりました。
輪ゴムをはずしますと、
こんな模様でした。
今年はピンクベージュに染まりました。
「ふじさんみたい」
輪ゴム絞りをはずした後から
ビー玉をゲット!
ビー玉の出た後は
富士山のように膨らんでいたのですね。
天に昇れない大蛇の頭のなかにあるという
蛇骨石のように飛び出してきましたッ
身軽になった大蛇のように
野山を駆け巡って
なんでもお楽しみ袋にしてね♪
お飾りも作りました。
立体ちゅーりっぷ
うめぼし入りおにぎり、
ちょうちん望遠鏡、
パイケーキみたいなの、
果てしなく
いろんなものを
どんどん作っていきます、、
それを見て、
朝の会では
天の神さまが出てきて
ひとりひとりに笹竹をくださいました。
「きょうは何の日だか知っているか
織姫と彦星が
一年に一度だけ会える日だから
ふたりのために
作ったものをかざりなさい」
飾りますと
紙芝居の
小僧さんが
里芋の葉の露で
墨をすって字を書くと
手習いが上達すると
おばあさんから教わり、
そうして
七夕さまに3つのお願い事をしていました。
そこでお庭に出ますと
里芋の水玉みっけ!
昔の人は
水道なんてないですから
葉についた雫も大切にしたのでしょうね。
さらに、
里芋は葉の表面の凹凸のロータス効果で
朝露が宝石のように転がり輝いて
まさに天からの水、
天水に見えたでしょうね。
天水をそーっと
硯へいれて
そーーーーっと運んで
ちょうど
消壺の中に
焚火の消し炭がありましたので
すりすりすり
おれらも~
トポン
葉の雨水を硯に落として、
すりすりすり・・・
そして
梶の木~カジノキの葉を
一枚いただいて短冊にして
手づくり墨汁で綴ります。
葉っぱなんて書きづらいかと思ったら、
(きこうでんの葉は
深い5裂になる
対称の切れ込みが理想形で、
葉柄を上にして書くと
飾った時、字が逆さまになりません。
詳しくは調べてくださいね)
なんとなんと
カジノキの葉は肉厚で柔らかく
吸水も良く
なお滑りも良く
驚きの感触。
しかも皆、
なかなか表現できない
心の願い事を
どうしたことでしょう、
けなげに呟きながら
書いてくれますので、
これぞ
七夕さま、
梶の木きっこうでんの魔法か
ほんとうに天の神様に
即決で届き叶いそうで、、
あとはもうそっとして、
神さまにお任せです(祈)
でも
やっぱ、
祭壇をつくって
お供え物は
みんなが朝、
せっせとこしらえた
お砂場レストランの豪華料理ッ
ざ、七夕クイズ大会~~~♪
おそらに流れる川はなんでしょう?
ひこぼしさまが好きなひとはだれでしょう?
わたしのようちえんのせんせいはだれでしょう?
ぼくのともだちは だれでしょう?
ねずみのつくる りょうりはなんでしょう?
ひとりひとり
珍問珍答を繰り広げてくれました^^;;
この後は
はらぺこ弁当をたべて
虫とり、お料理、アイ染め、おやつ、
それぞれに遊び、
帰りの会で合流して、
夢の国電車に乗りました。
天の国へ行き
雨で天の川を渡れないと
泣いている彦星さまのために
傘をさしたり笹舟をつくったりして、
織姫さまと会わせてあげました。
「雨で会えなかったらどうする?」
「かさを さしたらいいんじゃない?」
ちいさなお友だちの名案でした♡
ありがと~ありがと~~
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
ダンゴムシをさがす二人
ダンゴムシの
「あかちゃんがいたよ」
「だんごむしが いた」
なんとネズミの齧ったオニグルミの殻を
住まいにしていました^^!
踏み台の枕木の下に
ハサミムシのお母さんと子だくさん
卵が孵化して
背中にもおんぶ。
たまごとり
せっかくたくさん採ってくれたのに
お土産にするのを忘れてしまいました。
トホホ・・・
卵をありがと~ありがと~~
みんなの植えたトマトやキュウリも
美味しかったね^^
おいしそ~もりそば
いただきま~す♡
食べようとしたら
「まだ」
「やくの」
焼きそばでした^^;;;
お供え物
ミズヒキやモミジが彩る
すばらしい手料理の数々です!
モミジ茶に アジサイご飯♪
きれいに並べられていました^^
黒板小人さんも
笹舟にのって
今夜は天の川に昇ります。
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