« 生きもの探検隊 7月 | トップページ | 竹を割って流しそうめん »

2021年7月13日 (火)

「土がくる」

伊豆山の土砂崩れの映像は衝撃でしたが、

「土がくる」CBCテレビ
~規制なき負の産物の行方~

全国的な問題であり課題だったのですね。


うちも50年位前、
無償で残土を入れられた経験がありますが、
上記ドキュメンタリーのお宅と重なり、
最後の結末が気になり、
一気見でした。

 

これによると
日本で1年間に出る残土は
東京ドーム100個分。
その7割は、行き場を求めてさまよい、
山や空き地に捨てられるという。

 

①法規制
②生き方、暮らし方

 

この2点が問われていると思いました。
現在、
残土について国の法規制はなく、
市など地方公共団体の条例頼り。
しかも、
この条例は無い所もあり、
あれば良い方。
あっても、
その中身は市民の経済や環境意識しだい。

後半の映像は、
関東などの残土が
船やトラックで次々に運ばれて
三重県の山や海を埋め,
清流が汚染で濁っていきました。
それを空から見た映像は
森にポッカリ穴が開き、
まるでアマゾンの森。

アマゾンの森の消失は、
一日あたり東京ドーム650個分(2020年度)。
私たちの国でも
起こっていたのかと
はじめて知りました。


持続可能な経済活動を
えらんでいく必要性は、
伊豆山の土砂のなかにも
ありました、、、


これから引っ越し先の実家にも
突如、物流センター建設の話しが沸き、
土地区画整理事務所の方が何度も来られます。
本来は市街化調整区域であるため
開発は出来なくても
特区などの指定をされれば
生産性や経済効果の低い山や田畑は
企業も行政も市民も
真っ先に開発していくのですね。
そしてその開発には
最後の行き場を求める
たくさんの残土が運び込まれるのでしょう。

せめて私たちの代は、
斜面林と湧き水と大宮大地と低地の混じり合う
川口市の背骨であり尾てい骨ゾーンを
たいせつにしたいと思います。
未来の子供たちもどうか、
ホピの予言の守り人ならぬ
自然の守り人であってくれますように。

※注意:口頭説明は内容が変化していきます。
誤解も多いので、
どんなに面倒でも
疑問点等は文章に残してもらいましょう。

但し
いくら書面があっても
法規制がなければ意味がありません^^;

« 生きもの探検隊 7月 | トップページ | 竹を割って流しそうめん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 生きもの探検隊 7月 | トップページ | 竹を割って流しそうめん »