アケビの剪定枝で手乗りザルを作る
隙間の壁につたう
もっふもふのミツバアケビを剪定したので
じめじめした狭い通路で
いつも自力でご飯を調達している
庭鳥オーチャンは、
広々天国。
ミツバアケビの蔓は、
籠編みの最高級品と言われながらも
野山の広い空間ではないので
地這いの長い蔓はほとんどなく、
狭い壁で絡まり合う枝蔓なので、
使いづらく、
意外とポキポキして編みづらくもあり、
あまり日の目を見ることはありませんでしたが、
こんな感じの
ゆるいカーブなら
折れずに耐えられそうな蔓が
10数本ありましたので、
籠じゃなくて
ちっちゃい手乗りザルなら
編めるだろうと、
葉を落として
たらいに水をはって浸けて
ポキポキ乾燥を防ぎつつ
ツルを輪っか3周させて
小さなリースをつくり、
(直径13㎝位かな)
縦芯を置きます。
しかし
1本の長い蔓で枠を作れず、
3本の短い蔓で枠を作った為
解体しやすかったので、
フラワーワイヤーで
固定しました。
横に渡していく編み材を
中央から上方向と下方向へと
編んでいきます。
縦芯4か所を
うえ、した、うえ、した
とザル編みして編みます。
最も単純な編み方です。
上下をひっくり返しながら
交互に編んでいくと
バランスよく
リズミカルに
楽しく編めます。
横に渡す編み材は
もっと長くした方が
解体しづらく丈夫に仕上がりますが、
ギリギリの材料しかなかったので
節約の切り詰めで編んでいます。
到達しました。
この時点で
形をととのえて
ザルのカーブな丸みを出したいところですが、
ぐいぐい押すと、
短い材がはずれてしまうので程々に整えます。
更に細いヒモやツルで
枠の周囲をぐるりと編みこんでいきたいところですが、
今回はここで終了とします。
飛び出たツルを切ります。
切り口斜めにすると
見た目も収まりもスッキリします。
おめでと~おめでと~
やっぱりアケビはいいですね~♡
お蕎麦を食べたくなります♪
<おまけ>
二十日後、
蔓が乾燥して
細くなりましたので
太い針に麻紐を通して、
周囲を編み込んで補修、
解体しないよう丈夫にしました。
これで完成です。
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