堆肥づくり
四国の山にひとりで住んでいたとき、
水洗トイレがなかったので
長年たしかめてみたかったことに初挑戦。
ウンコはどれくらいで形がなくなるか?
小屋の裏に時系列に整然と
並べるように排泄していくのですが
10個たまっても20個たまっても
ドライにはなっても一向に
完全に土と化す様相を見せませんでした。
(記憶の中の印象なので、
実際は実験してみましょう!
他人には4~5日で土塊と見えるはず)
そこで学んだこと、
野ウンコには土をかけよう!
というのは、
広々とした小屋裏だったのに、
足の踏み場がなくなってしまったんですね~
土の中には微生物がごちゃまんといますが、
下にあるだけでは分解はゆっくり、
上にふりかけてあげて分解能力は格段に上がるのですねッ。
だからというわけではありませんが
2年で完璧な土となるウンコに心底感動。
現代の家は
みすみす水に流して遠くに追いやって
しまいますが、
バイオトイレ等の技術が
さらに一般化したら
都市にも普及する可能性はあるのかしら???
ナゾや希望が尽きません^^;
といってもうちの場合は
進化させた仕組みは一切なく、
かき混ぜもせず、
ただただ溜めるだけのシンプル構造です。
奥ケースは今年用。
真ん中は一昨年分。
手前ケースは去年分。
1年に1回のかきだし作業中。
家族4人ですと、
1年分で大きいポット4杯の土が熟成されます。
香りも手ざわりも爽やか。
農家育ちの父は、
子供のころ祖父に堆肥を食べてみろと言われて
イヤだったと言っていましたが、
その時は父に同情して聞きましたが、
今は祖父の心境です^^!
畑に還元。
いっぱいになった今年のケースには
上から土をかけます。
普通のそのへんの土です。
そのまま放置して、
2年後に完成します。
1年じゃ チョと早い。
空にしたケースにフタをして、
新しく使っていきます。
いじょう、
循環する堆肥ルーティンでした。
ありがと~ありがと~~♪
<おまけ>
おうし座4度
「虹のたもとの金の壺」
体が金の壺だとすれば、
ウンコはまさに「金」ではないの♡
コメント