アイの生葉染め~3回繰り返しの色の変化を見る
そもそも短気なので、
アイの生葉染めで
染めて干すを3回繰り返すのが
本当に意味があるのか、
1回長く浸けておけば同じじゃないと、
と思ってしまうのですが、
科学的根拠はどうあれ、
その3回の繰り返しの間に、
色がどの程度変化するのか、
目に見えて濃くなるのか、
それとも大して違わないのか、
いつか
この目で確かめてみたくて
とうとう、
とうとう
その日がやって参りました。
アイを収穫
生葉50gずつボールに分ける
生葉50gが ミキサー1回分
布シルク 50g
生葉アイ 50g
水 500㏄
布と生葉をケチケチしないで同量にすると
やっぱりゆったり染められて
しっかり染まる感じする。
ゴ~~~~~ 20~30秒
ボール
ザル、
木綿を重ねて、
こす、
しぼる
つける
軽くもんだりゆらしたり
時間は、好きな曲を1曲歌うくらい
ちなみに 20年以上前の自作曲
♪白木蓮のつぼみが 春のとうらいを告げる
南向きの畑で 野菜をつくりはじめた~
何をやっても 上手くできない私に
いつも君って 楽しそうだねって
んもう何年も前から こうしている感じ
もう何年も前から こうしている感じ
あなたと ここで 暮らしてる♪
チャカン チャチャ・・・
2番は夏、3晩は秋、4晩は冬。
喉が疲れて歌うのをやめる。
5分くらいかな~
1回目 緑色になる
また同じ曲を歌いながら歩く。
干してもよい。
とにかく風にさらす。
空気にふれて
インディゴ色素が青くなる
2回目つける
♪いつもなんどでも
歌詞を忘れて同じところを何回も歌う
2回目の色 水色になった!
また歌う。
3回目も液につけて歌う。
今度は 気分をかえて
♪君は天然色
歌詞はすっかり忘れてしまって
思い出すのに夢中になる
3回目の色 まさに君は天然色ッ!
確かに手間をかけた甲斐を感じる♪
面倒ならば1回を長時間、
そうでもないなら
今後は3回染めて干すを繰り返そうと誓う
だって歌うのって楽しいですからね。
布と一緒に踊ってる気分♡
3回目は干さずに
すぐに水ですすぎました。
アイの香は強いので
3回ほど水を替えて
しっかりすすぎます。
干しました。
模様は、
開いたときのお楽しみに♪
<おまけ>
さきほどはシルクでしたが、
では
綿ガーゼの場合はどうでしょうか。
1回目
2回目
3回目
微妙かもしれませんが、
これも確かに
濃くなっていきました。
何よりも
素手で染めたので
自分の手が一番染まっていました。
爪のお月さまの縁のところがすごい、
10日経っても落ちません。
よくよく濯いで干す。
<おまけ2>
生葉を絞った綿は、
後の世に
入口の暖簾となります。
模様を作るのもいいけれど、
このダイナミックな染まり方も
たまらなく好き♡
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