大きなハエの見る夢
「おかあさんは、わたしがつくってると?」
「だったらおかあさんにも ほんとの世界があると?」
「ほんとのこと知ってて ヒミツと?」
「大人になったら教えてくれることになっとっと?」
翻訳
今、わたしが生きている世界は
わたしの心が作り出した幻想なのか?
だとすれば、
他の人にも 本物の世界があるのか?
そうすると、
そうした幻想の真実は
いつ明かされるのか?
私が大人になったときでしょうか?
小学生の時、節分の豆まきでもしたんでしょうか、
部屋の中に大きな鬼が入ってきて
家族全員をむしゃむしゃ食べに来る夢をみました。
これは夢だと気付いて
「これは夢ってわかっとるけん、
私から食べなっせ」
と啖呵をきって家族を守ろうとしたところ
鬼が笑って
「夢でも痛いぞ~」
と言ったのです。
これは幼い私にとっての究極の選択で
(夢でも痛いのは嫌だな)
とひるんだ後、
夢から覚めました。
不甲斐ない安堵感ですが
そういった何気ない夢が
冒頭のような質問になるんでしょうか。
子供心に
出口のない迷路に陥るような、
こいつは深追いするとヤバイぞと感じて
フタして迷宮入りしたクエストです。
母が
困ったような本心の読めない顔をして
答えてくれなかったのを
よく覚えています。
むしろそれが良かったのか、
40年以上を経て
急に迷宮の扉が開いて
このナゾを思い出した時は、
丁度、太陽がいて座(占星術的)に入った
探求の季節でした。
人生の謎を探究するっていうんですからね、
いて座ゾーンは^^
で、
あの時のナゾに今
答えるとしたら何て言うだろうか、
とふと思ったワケです。
ちょっと小説みたいで
タイムトラベルした気分で
妙に興奮、
ワクワクしてきました^^;
たぶん第一声に、
「わたしも
あなたと同じことを想った」
と目を丸くして言うはずです。
そして、
「その通りだよ、
人生は夢」
と応えるでしょうか。
「万事休すのときにでも
あなたは風にも水にも土にもなれる、
そして光にも・・・・・」
※ベースケさんは鬼に
「食べたらマズイぞ~」
って言ってみるそうですけどね^^;;
目指すは「三枚のお札」の
鬼を餅にくるんで食べちゃう和尚さんか
長くつしたのピッピですかね、、
いっそのこと鬼にゆだねて
ボキボキボキボキボキボキ・・・
食べられちゃうのも
今ならワクワクしたりして^^
翌朝、
からだ中のコリが治っていそう♪
<おまけ>
大きなハエの見る夢
わたしは大きなハエ
本当のわたしは
どこでしょうか
万事休す
風になり水になり土になる
わたしは大きなハエ
本当のわたしは
どこでしょうか
起死回生
瞼をとじてなお感じるところ
意識、
振動、
そして光・・・
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