畑ぼうずさんからのお手紙
今日は小さな畑のおうち園です。
畑ぼうずさんは、
椅子を組み立てたり、
お手紙やラケットや竹の棒を持っています。
振り返れば
もうあっという間の3学期、
みんな卒園、修了の季節ですから
畑ぼうずさんも
何やら考えてるんですね、きっと!
お、むくろじ小人さんも
お手紙を持っています。
そうか、今日は、
一年に一度、
畑ぼうずさんが
みんなにお手紙をくれる日だった♪
「おはよう」
「さむいね~」
「ゆき ふらないかなあ」
元気に登園して
先々週からバラバラだった
昆虫パズルを早速組み立て中。
「えぷろん♪」
初めて見ました、
お友だちから教わったという
エプロンを伝授してくれました。
簡単だけど難しい技です、
私が作ると 長く伸びてふんどしになったり、
ちっちゃく縮んでパンツみたいになったり^^;
この後もホウキや川やつりばしや
一通りの技をマスターしていて
いつまにやらあやとり名人になっていました!
「りぼん、できるよ~♡」
二重にして
くるっと捻じるのかな、
言われた通りに作ったら
できました~。
「できたよ」
そうこうしているうちに
たったひとりで全部復元~
みんな知らないうちに
どんどん成長しているようで、
たまに孫に会う
田舎のおじいちゃんおばあちゃんの気分です^^;
さて今朝のおはなしに登場したのは
「ねこやなぎ」
あそびたくて
あそびたくて
赤いコートをぬいだネコヤナギ、
「このふくもぬがせおくれ」
「このぼうしもとっとくれ」
まだ脱げていない赤いコートを
そっとはずしてあげると、
ネコヤナギだけに、
銀色の子猫のような花芽が
次々にお顔を出しました。
「うわ~すべすべ」
「ふわふわ」
「猫ちゃんみたいだね~」
銀色の子猫がいいました。
「テニスしたい」
「うみにいきたい」
「椅子にすわってジュースのみたい」
それをきいた畑ぼうずさんがいいました
「わかった、わかった、
プレゼントをあげよう、
でも、自分でつくってね」
どこにあるのか探していると、
マツボックリが出てきていいました。
「ぼくがおしえてあげる
すきまに うすいタネが入ってるから
プロペラみたいに回してごらん」
あ、まわった~
わたしもまわす、
クルクルクルクル・・・
そうして探しに行きますと、
「あ、なんかある!」
うけとってくれ~
「はーい」
開けてみますと、
お手紙が!
なんじゃろ、これは???
あ、この長い竹がないんじゃない?
どこだろ?
「あったーーー!」
う~ん、これはどういうことだ?
この椅子をみながら
同じように組み立ててくれって
ことじゃない?
こうかな?
いやこっちかな、、
それは、
もしや、、
めだまやき?!
「まだできてないよぉー」
これはどうするの?
おてがみに描いてない?
次はのこぎりだ、
♪たけのかみさま きりますよ、
ぎこぎこぎこぎこ ぎーこぎこ
ぎこぎこぎこぎこ ぎーこぎこ
そうそう、
最初はやさしく
あとはギコギコリズミカルにね。
とんとんとんとんとん・・・
あ、ななめになった、
横からトントンしたらいいよ、
とんとんとんとんとん・・・
目玉焼きにトマトソースかかった?!
「ぴんくが すきなの」
ねーつぎは?
どうだっけ、
おてがみ見せて、
洗うんだ!
つぎは?
節をぬいて
穴をあけるんだよ
カンカンカンカンカン・・・
どっちがいい?
こっちかなあ
カバンかけられるから!
どんどん大きくなってきたね~
もう糸がなくなっちゃった、、
はやい^^;;
ねー次は次は?
ちょうどいい太さのコルクを見つけるんだよ、
これかな?
つぎは?
穴をあけて竹串を打ち込むんだよ、
できないよー
最初はささえて
やさしく叩いてるよ、
とんとんとんとんとん・・・
あ、できた、
もっとやる~
ええー、
はやすぎるよーーー、
まってまって、
こんな感じで
全員超特急で進んでいきました。
(いつもと違いすぎるじゃないかー)
心のなかで叫んだのでした。
帰りの会でも
夢の国でんしゃに乗って、
ネコヤナギの子猫ちゃんに変身して、
一足はやく
春の国へお散歩にいきました。
にゃ~にゃ~にゃ~と
冬の暗い狭いトンネルをくぐり、
春の国へ着くと、
テニスをしたり、
海にいって泳いだり、
王様の椅子に座ってジュースやお茶をのんだり、
すると、
「いいな~」
とオニがやってきて、
子猫をこちょこちょこちょ、
あ~食べられちゃう!
せーのせーで
わ~~~~~~~~~
みんなの元気に驚いて
オニは逃げていきました。
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
マツボックリと猫やなぎの
ボルテックスタワー
ぶらぶらブランコ
強暴オーチャンに
そっとキャベツをあげる図
ニワトリに青菜をあげる図
卵を採ろうとしたら
オーチャンと目が合って
かたまったところ
お友だちが素早く
二個採りするところ
今日もありがと~ありがと~~
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