飄々とゴミのような信念~まち美化大賞~
拾っても拾っても道路のゴミが散らかるんで
看板をつけたらどうかと思ったベースケさん、
産業廃物対策課に作ってもらった
ありがと~ありがと~
収集業務課(まち美化促進プログラム)は、
ごみ収集所のゴミだけ担当で、
看板は作ってくれなかった
「設置許可は道路建設課へ行ってください」
「ゴミ投棄は道路維持課へ言ってください」
看板は出してくれて助かったけど
一筋縄ではいかなかった^^;
車で移動して道路建設課へ行く
「ペラペラしていると危険、
許可は難しいです」
でも、
すぐ隣の
道路維持課の人も呼んでくれて
話に付き合ってくれる^^
ありがと~ありがと~
「トンネル内は○○担当なのでそちらに連絡してほしい」
「公園内は、○○が担当です」
いえ道路なんですけど・・・
「ゴミは本来、環境部にやってほしい」
「設置許可は、○○がやるのが筋」
「看板に連絡先をつけるのは、
○○が申請するのが本来です」
では次回そうすればいいのですね、
「いえ出来るとは限りません」
煙にまかれつつ
必死に話を整理しながら
結局ムリだと悟った瞬間、
隣のベースケさん、
「じゃあ付けてみてもいいですかね~」
とまさかの発言。
(今までの話し、聞いとったんかな)
真っ向から否定されるに決まってるでしょ~~~
と思ったら
「そうですね~」
と申し訳なさそうな困ったような顔をして
フンイキ肯定してくれた。
たぶんね^^♪
そこで
せっせと
ちゃっかり
ぺたぺた
ぐらつくから反対された所にも
頑丈に!
どうじゃい?
つけてみた。
元々
ポイ捨てゴミが看板で減るとは思わないけど、
ベースケさんがドンドンやるんで
結果よりプロセスが大事とついていったら、
小学生のお仕事探険みたいで楽しかった!
業務とはこういうもの、
最後は気持ち次第、
みたいな^^
そういえば北海道のひびきの村の
大村さんも仰っていた。
「にんげんとは そんなもんですよ」
会議で長く話すと
最後はみんな疲れて
強い思いが通る、
っていう経験談だった。
あれは、
体力と気力のスタミナ話しだと思ってたけど、
「ひょうひょうと舞い戻ってくる」
受け流しの話しだったんだろうか、
まるで
飄々とした、
風に舞い戻ってくるゴミのような信念^^;;
成果はなくとも私が
「まち美化大賞」をあげよう!
<おまけ>
私が一番感動だったのは、
看板つけに行ったら
よく居る「尺八おじさん」が丁度いて、
お背中の写真を撮らせてくださいと頼むと
「顔もいいよ~宣伝になるからさ~」
と トトロまで吹いてくれたこと。
超気さくなおじさんだった。
でも看板がちょうど見えない場所だった(泣)
♪「北の国から」も素敵、
リクエストしたら吹いてくれるかも♡
こうして
この道やトンネルを愛する人がいて、
ゆる~くつながることができるなんて
ゴミは落ちていても
もうここは天国だと思ったのでした。
ゴミの道を、学校帰りの小学生や公園へお散歩の幼児さんが歩いています。何とか、きれにしたいですね!
— 野歩き日記 (@kusakiya) May 23, 2022
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