3年後のイイナパーク
3年前の川口市赤山を見て、
「川口市に
こんなきれいな谷戸(やと)があるんだー!」
今はイイナパークが出来て
その風景は改変しましたが、
昆虫の会などで遠くの丘陵に行かないと
なかなか見られない風景が残っており、
特にフワフワドームからトンボ池方面を見た時の
水の流れと両脇に広がる谷の波。
は谷あり山あり水の流れありで、
絶景だったようです。
現在は設計で、
人優先の平らな道になり、
トンボ池を広くしたため、
谷戸のもつ自然な水の流れが
感じられなくなっています。
今はイイナパークとなり、
表面の土をはがしバークチップがひかれ、
公園らしくなってしまいましたね。
雑木林のなかも表土をはがし、
奥も隅々まで新たな植栽です。
{2年前工事中のようす}
工事前は
「奥は自然の森にして
自然学習の場にする」というコンセプトでしたが、
すっかり植栽樹とカブトムシ公園でした。
但しキリギリスは自生しました。
①建設部~公園課の管轄ですが、
せめて今からでも
環境部~自然保護対策室にしてほしい。
②オニヤンマとかカブトムシとかホタルとか
昆虫スターだけを大切にせずに、
生き物全体のバランスを見る管理をしてほしい。
③行政、管理業者、市民など
意見を聞き合えるQ&A等の関係を
大切にしてほしい。
<おまけ>キリギリス自生
奥の「虫のはらっぱ」以外の植え込みも
こうして草を残しておく
手の周り過ぎない管理が良いようで、
なんとキリギリスが自生していました。
川口市からの絶滅を危惧し、
3年前に近くの空き地のキリギリスを育て、
行政の方と一緒に子供たちと放虫しました。
また近隣の生き残りのキリギリスも
集まってきたのかもしれません。
心無い放虫も考えられますが、
年数的には地域種の可能性はあります。
{キリギリスプロジェクト2019.6.8}
<懐かしいおまけ>
3年前にイイナパークで開催した
キリギリスプロジェクトの時の夢
●昆虫の斉藤先生
「みんな(子供たち)と市が協力して
維持、管理、作業をやるといい」
「草地、水辺、森のある
大変貴重な地形・環境です。
57種類の昆虫が居ました。」
●植物の西川先生
「この公園が出来る前に救出した
貴重種9種がなくなっていました。
今後、みんなとまた救出して見守りたい」
「帰化種については
正確に調査をすると良いです」
●コロボックル横山
「若者が運営できる自然学習センターをつくりたい」
「奥の細い湧水を活かした森にするといい」
<おまけ>
計画段階で
西川先生も意見を言ったそうですが
もう聞き入れてもらえなかったイイナパーク。
そこで教訓、
「計画の早い段階から意見を言う」
ことにしたベースケさん、
戸塚環境センターの改築工事の話しが出た時、
計画の早い段階どころか、
計画に緑地部分の入っていない時から、
「作ってほしい、
樹種はこれがいい」
と具体案を伝え、
あっさり却下されましたが、
まさかの奇跡の大逆転で
自然体験の森案通るッ!
6年後のお楽しみ~♪
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