ぴよ子の歓びの唄
朝から騒がしかった。
コケコケコケ コケーーーーッコッコ
ずっと騒がしく
その声で起こされて
なにか新参の獣が来たのかと
「どうしたの、だいじょうぶ?」
と出ていけば、
ぴーちゃんがバタバタソワソワして、
あちこち歩き回って
隅っこの暗がりにもぐりたがっている。
こんな感じ。
なので段ボール箱と
古着を置く。
ぴよ子は布製品が好きで、
干す前の洗濯物や
私の座布団にちゃっかり座って
くつろぐのが好き。
しかし落ち着かず、
この鬱蒼としたガラクタ小屋へ入る。
急に静かになったので
あちこち探したら
この中の奥に居た。
そして15分くらい経ったころ
コケーーーーコッコッコッ、
コケーーーーコッコッコッ、
としばらく啼いて
畑じゅうに世界中に
卵を産んだことを知らせる。
こんなに誇らしげな声、
こんな歓びの唄を聞けるなんて、
なんてとっておきの朝なんでしょうか、
全身にみなぎる達成感と喜びが
びびびびびびびび・・・
果てしなく伝わってきます。
おめでと~おめでと~~~
ぴーちゃん、おめでと~~~
ありがと~ありがと~~
ぴーちゃん、ありがと~~~
たいせつにたいせつに
いただきます。
2歳年上のおーちゃんは、
6か月で初卵、
ぴよ子は5か月と2週間、
5か月半で初卵を産みました。
ほらねッ!
真ん中~初卵はピンクでちっちゃくて可愛いッ
横の立派なのはおーちゃん卵。
※2週間前に初卵を産んだかと思ったが違った。
初卵は、まず何より小さい。
というのを忘れていた。
<おまけ>
翌日、
ぴーちゃんも おーちゃんと同じ
鶏舎内の隅っこで卵を産む!
ヤッターッ
少しづつ二人の仲も
落ちついてきたようです。
寝るときも、
寄り添うまではいきませんが、
夜は鶏小屋に自ら入って
止まり木にとまって眠るようになった
ぴーちゃん。
(それまでは母屋の横の
高い所で眠るので
鷹匠のように腕に乗せて
連れていかなければ
いけなかった)
一昨日、クズ米を友人に手配してもらって
県産米をついばむ。
最近は
お味噌汁の御出しをとっているので
その取り出したコンブとカツブシも
大好きなふたり。
健康食^^
だけど、
ぴよ子は紙や新聞紙、
濡れたロールペーパーを
好んでついばむ偏食?なので
紙類を見せられない。
おーちゃんの食の好みは真っ当。
これまで発砲スチロールをついばんでしまう子たちも居て
鶏の偏食度合いはさまざま。
ぴよ子はまだいい方かな。
左はぴよ子の卵 右はおーちゃん。
二日目の卵は
満点の白い星がいっぱい。
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