雨の日のカレー屋さん
今日は小さな森のおうち園です。
雨予報で空も寒そうです。
「あ、クモ」
「こっちにも あーあっちにも」
子供たちの声に見上げてみれば
ジョロウグモの巣がたくさん。
さっそくつかまえに行きます。
まるで煤払いです。
この時期のジョロウグモは
生命力旺盛なコロニーを作り、
どんどんどんどん太って
色を鮮やかにしていきます。
冬に命散る前の打ち上げ花火のよう、
そのため歩いていると
頭にも顔にも目にも
クモの糸が入ります。
放っておくと
ジョロウグモオンパレードなので、
大変たすかる煤払いです。
でもクモはハエや蚊も食べてくれる
益虫ですから
つかまえたら最後は大切に
森にかえしてあげましょう。
クモさん、ありがと~ありがと~
本格的に雨になる前に
コンコン
カンカン
テントの屋根を伸ばして
釜屋を増築しましょう。
おはようございまーす
「ほら、こびとさんのほんだよ」
ほんとだ!
むくろじ小人さんが読んでいる
ヤマノイモのタネの絵本です。
もうタネの季節になったんですね。
下の青い実はなにかなぁ、
ヒヨドリジョウゴに似ているけど、
クスノキの下に落ちていたそう、
収穫の秋は驚きの秋で、
「!!!」や「???」でいっぱいになります。
と思っていたら
足元に小さな不思議なカマキリのような虫みっけ!
なんだろ、なんだろ、
虫メガネで見たらどうも
「ナナフシ~~~~~~」
自然界の小さな小さなナナフシと遭遇(涙)
前回はシーソーだった板が
テーブルになって
早速木の実を並べている人たちもいて、
木の実の葉っぱのお皿の取っ手(葉茎)を
ムキムキピー
剥き始めた人も居ます。
フキの柄杓と一緒で
オオバベニガシワも繊維質なのかな?
もしかしたら糸が紡げるかもッ!
昔の人たちは、
子供たちのムジャキな遊びから
衣食住の知恵を発見していったのだろう!
と確信しました^^
きっと遊びと暮らしが
一体だったんでしょうね。
朝の会です。
森の妖精がでてきていいました。
「あめだから これをつかってね」
ツバキの葉っぱを半分におって、
ピリピリピリっと爪で切って
ここに差し込むと
(かさ?)
(傘にもなりそうだね~)
(サンダル!)
(そう、サンダル、草履だよ)
雨に草履をはくかどうかは微妙なところですが、
「かまきり~♪」
(ザリガニだったかな)
「つかむやつ♪」
はいはいはいトングだッ、
「さかな~♪」
「ちゅうちゅうちゅう」
魚になったり
子猫の哺乳瓶になったり
一枚の葉っぱが
子供たちの手にかかると
七変化していくのでした。。。
そうして妖精さんがいいました。
「さむいから
あったかいお料理をつくりましょう」
はじまりはじまり~~~
むきむきむき・・・
玉ねぎの皮むき
とっても丁寧です、
ありがと~ありがと~
とんとんとん・・・
ジャガイモの皮剥き
手には何気に
ダイオウショウの三つ編みブレスレット♡
雨の中、
目の前の畑に
お野菜をさがしに行ってくれるお友達、
帰ってきました、
おかえり~~~
ナスやピーマン、
でっかいオクラはちょっと硬そう^^
どんどん切ってくれて、
向こうには雨の中、
まだ食料を探しているお友達も見え、
途中、
ママが恋しくなったお友達と
ママの似顔絵会もはじまり、
てるてる坊主の妖精みたいな人たちが、
エダマメも発見して収穫して、
豆の鞘を剥いているようです^^^^!
栗剥き器で
栗も3個ばかり剥き、
ざざざざざ
トポン、
トマトも入れちゃおう
この穴から追加でどんどん投入、
オタマも入るし、
お鍋のフタが割れて
ちょうど使いやすい形になっています^^;
魔法使いのよう
ほぼ野外キャンプ状態
ぐるぐるぐる・・・
お味噌を入れるか
カレー粉を入れるか
最終的にカレーになり、
いただきま~~~す
カレーを食べられなかった人が
なんと2名いましたが、
お代わりする人もいて
めでたく空っぽになりました。
ごちそうさま~ごちそうさま~~
午後もまだまだ雨降りの中
どんぐりのセルフアクセサリー屋さん
がオープンして
ジュズダマを採ってきて自分で
オリジナルデザインしたり、
通すだけじゃ飽き足らず自分で
穴を開けたり、
棒を拾ってきてコマにしたり、
お友達の作るのを手伝ってくれたり、
プレゼントしてくれたり、
ママにあげるのを作ったり、
しているうちに
雨もやみ、
ザリガニ釣り
お弁当の食べ残しで釣っていましたが
水が油で汚れるので止めて、
結びやすいエダマメで釣っていたら、
(自分で作ったドングリブレスレットを
ずっと嵌めてる人がいる^^)
本当に釣れてビックリ!!!
お腹空いてるのかな、
今度はスルメ持ってきてね。
お花を地面に挿す
雨が止んだとたん
お花畑が出来ました♡
そうして帰りの会は、
<カレーライスごっこ>
♪おおきなおなべに
♪じゃがいも(自主的に勢いよくジャンプ)
♪ぴーまん(またひとりジャンプ)
♪なーす(またジャンプ)
♪たまねぎ(またまたジャンプ)
♪くーり(ぴょんとジャンプ)
♪とまと(こわくて飛び込めない)
♪えだまめ(こわくて逃げていく)
♪ぐるぐるぐるぐる(スコップでかきまぜる)
♪ぐるぐるぐるぐる(子供たち回る)
♪カレー粉をいれて~
♪さあ食べよう♪
きゃ~~~~~~~~~~~~~~
お鍋から跳ねて飛び出すジャガイモたち
こわすぎるぅ^^;;;
本日はこれにて
おーしーまいまいまいまいまい
<おまけ>
ザリガニハウスづくり
砂を入れて本格的。
前回、
田んぼでつかまえた
アメリカザリガニです。
アメリカザリガニは
田んぼでは畔に穴を開けたり、
水生昆虫や稲や水草を食べてしまうので
人間にとっては害虫ですが、
いつの間にか自生してしまいました。
ところが、
子供たちは大好きなんですね~
捕まえてくれて大助かり。
子供たちと遊んでくれるので
おうちを作ることにして
最後まで飼うことにしました。
雨の中アマガエルを探しに出る
しかし見つからない
居たのはアゲハの幼虫
いつか会えるといいね
ヤモリいたよ、
どこ?
「なんだろこれ?」
ん、カマキリの古い卵っぽい
よく見つけるな~
泥にしか見えないんだけど^^
やじろべえにんぎょう
ダイオウショウの三つ編みをしていたら
操り人形が出来た^^
「ざりがにの家」
協同看板屋さん
本日の黒板絵
雨の日色の幻想的デザイン
「えんまこおろぎかなあ」
「ツヅレサセコオロギかもしれないよ」
トイレの扉にコオロギ発見
虫聞きマニアの会話♪
「ママにあいたい~」
そんなに素敵なママの
似顔絵を描いてもらう♡
大穴の鍋の中ぐるぐる回る♪
どんぐりネックレスもらう♡
小さなお友達が指に穴をあけつつも作成、
レモン色のジュズダマをチョイス、
使ったことがないので、
どうなるのか興味津々。
(翌日乾燥して萎んで白くなっても可愛いッ)
つぶやき
雨がふったら寒い
はやく小屋を建てなくては・・・
いや小屋を建てても
冬の雨になったら本当に寒いだろう
いったいこの先どうなるのだろう、
雨の日は休園か、
そうだ薪ストーブを持ってこれる?
設置できないかな、
「か~んたん!」
ほんとに、やったーーー!!
え、でも小屋たってないじゃんまだ
堂々めぐりなのでした。。。
はたして
森の生きものたちのように
厳しい冬を乗り越えられるのか
つづく~~~~~
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