毎日がワープ~お祓い解体~
このところ
毎日がワープ。
それまでは
なんにも変わらない、
亀の一歩のような
時間が止まったような感覚に陥っていましたが、
古屋のお祓いをした当日から日々急展開。
さすが兎年、
ぴょんぴょん跳ねて
毎日が
異次元ワールドアトラクションのようです。
お祓い 1/17
お祓いなんて
滅多にしないことですから、
どこに頼べばいいのか、
どんな仕来りがあるのか、とか
皆目見当がつきませんでしたが、
神主さんとお手伝いの方は親切で、
手際よく段取りよく
祭壇は組み立てられ、
祝詞の響きも心地よく
異国じゃないけど
急に異次元情緒を感じました。
お供えは
こちらで用意、
季節の魚とか、
酒一升、米2号、塩2号、水、
野菜、キャベツやコマツナ
果物、リンゴやバナナ、
コンブ等を前日に用意、
最後に日本酒を
ちゃちゃっといただくのですが、
あんまり美味しくて
コップに入った分、
飲み干しちゃいましたもんね~~
もちろんお爺さんも杖をついて出席。
神事は30分位かかりますが、
全ての部屋、家の四隅も井戸にも納屋にも
白い紙吹雪みたいな切麻(きりぬさ)が
まかれて
頭をたれて
いつになく感慨深げなお爺さん。
お爺さんの人生のほぼほとんどが
詰まった家だったのですから
ムリはありません。
随分長いこと
魂の抜けがらだった家ですが、
厳かに浄められて
華やかに舞い、
最後にっこり微笑んだように見えました。
驚いたことに
その後すぐ
家の解体屋さんから連絡をいただき、
翌日から解体スタート。
なにせ2019年4月から
ほぼ4年間片付け続けたので
家の中は、
あっぱれかな、
ほぼ空っぽ。
しかも釘もほとんどない
木と土塀とトタンの家
なので
あっという間、
人力で素人が解体すれば
また1年はかかりそうですが、
大きな機械なので
一日で母屋は見事に消え、
4日目には更地に。
現在の家は分別に時間がかかるそうですが、
ここは
木と鉄くずだけの2分別のみで済む、とか。
井戸もお祓いしてもらい埋めました。
息抜きに節を抜いた竹を挿しました。
竹が2段になっているのは、
少し短い気がしたので
付け足したもの。
水は近くの排水も流れてきそうだし、
竹なら大地に還っていくので良い気がする、
と ベースケさん随分考え
調べた末の選択です。
こんどは
すぐ土入れが始まります。
かなり低地なので土もかなり入ります。
どこかで掘り取られた大地には
申し訳ないですが、
意外に近くから来るようで、
今度近くを通ったら
手を合せて御礼を言わなきゃいけません。
来てくれる土たちには、
本当に感謝です、、、
その為、
真っ暗闇になるまで
コンクリート板を何枚も何枚も
一輪車でお山から運び出し
並べて、膝が笑います。
土抱えです。
ここは
1mも掘ると水が湧いてくる湿地なうえに、
道路はどんどん高く作るので
家側がさらに湿地になっていくようです。
おじいさんのゴミを整理して
古屋を解体すれば
もう私たちの役目は終わったと思っていましたが、
こう真っ新な更地を前にすると、
小さな家と
小さな畑を
また夢みてしまいます。。。
今の家は区画整理で引っ越さなきゃいけませんし、
ありがと~ありがと~~~
お山の神さま、たくさんの生き物たち、
天国のおばあちゃん、おかあさん、おじいさん、
みんなありがとうございます~~~~
<おまけ>
ヒバカリ
瓦礫を片付けていたら居ました。
冬なので固まっています^^
湿地が好きで、
田んぼの中で泳ぐのを見かけます、
オタマを食べに来てるんでしょうね~、
人間には無毒でかわいいヘビです。
下をチロチロ出して見せてくれました。
お腹は水色でした。
家の中だけじゃなく
至る所に生活ゴミや瓦礫の山^^;
前の世代の遺産は果てしないものがあります!
世界はワタシの心の鏡、
ワタシはこの世のすべて、
だとすれば・・・
こんどは森の再生事業ですかね^^!
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