腐葉土づくりは 幼虫にお任せ
今年も初お山仕事、
腐葉土集めにやってきました!
腐葉土は、
1m四方のコンテナボックスで作っています。
使い続けていくには一番手頃な大きさです。
このコンテナボックスは、
随分前にいただいた
植木生産用の巨大植物ポットです。
公園に植えるような
大きなケヤキの木なんかを育てるポットかなぁ、
あんまり普及しなかったようで、
もらってきて、
これを
腐葉土づくりに再利用。
以前
古ふすまを再利用して作っていましたが、
これは大きすぎて
うまく出来ませんでした。
かさは半分に減って、
落ち葉が降り積もっていますが、
落ち葉をよけると
立派なサラサラな腐葉土が、
大きな黒いポットに5杯もとれました。
このサラサラ感は、かなり極上もの、
それもそのはず、
カブトムシの幼虫が27匹いました、
チーム27、あっぱれ~大吟醸!
こんな風に
掘っていると
白い背中が見えて、
わかるかな、
「明治チョコベビー」みたいなフンがコロコロ
落ち葉や朽木を食べて
土のカプセルを作ってくれています。
こんな感じ。
真ん中はチョコじゃない、フン。
一番右端は
フン1個を指でつぶしたところ。
土の誕生ッ、感動の感触ッ、
里山の爽やかな香り♪
しかし、
無情にも
空っぽにして、
腐葉土は
小さな畑に入れるために
持って帰ります。
そして、
また周辺の落ち葉を集めて、
落ち葉はケヤキやモミジ、
竹の皮や笹の葉は出来るだけ入れません。
ケヤキ小枝や皮なんかも
ポキポキ入れて、
満杯にします。
右は、今、仕込んだもの。
左は、ちょうど1年前に仕込んだもの。
10~20杯ほどの落ち葉が
幼虫30匹の力で
5杯の腐葉土になります。
さいごに
落ち葉の上に、
太い木の幹を置きますと、
1年後、
こんな風にボロボロに。
落ち葉も美味しいけど、
幹や枝は、
幼虫たちの御馳走なんですね、
今日もモリモリ食べている最中でした。
お食事中、ごめん、
またモリモリ食べてね。
元に戻しておきました。
自分で潜っていきます。
今年の5月ころ、
蛹室をつくって、
蛹になって
成虫になって出てきます。
また卵を産みにきてね~~~♪
あと3ボックスあるけど、
また明日にしよう。
去年まで午前中の2時間で
ぜんぶやっちゃったんだけどなぁ、
1ボックスしかできなかった^^;
<おまけ>
ちなみに
これは幼虫15匹のボックスで、
4杯とれた。
腐葉土のつくりが粗め^^。
チーム15の本醸造♪
これもいいね~(べーすけさんお気に入り)
これは幼虫ゼロ匹ボックス、
3杯とれるが、
1杯は腐葉土になってない、5分づき位。
残りのの2杯もかなり粗くてにごり酒風。
最後のボックスは
幼虫3匹で2杯とれる。
上部は全くとれないかと思ったが、
底辺の10㎝あたりに
幼虫がいて極上の腐葉土2杯とれる。
チーム3、
少ないけど精鋭チームでした^^!
見上げると
大ケヤキが
見守っていました。
お山の神さまだあ、
オーラが出てるぅ、
今年もよろしく~
ありがと~ありがと~~~
<さらにおまけ>
幼虫さんへ
御礼の朽ちた材木をあげようとしたら、
シイタケが出てた♡
コナラの原木かな、
生きた木の樹液は成虫の御馳走だし、
朽木は幼虫の御馳走になるし、
シイタケは人間も食べるし、
里山の命は巡り巡ってるんですね~
ごちそうさま~ごちそうさま~~~~
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