鬼はそと福はうち~
今日は小さな森のおうち園です。
今日から2月。
2月の扉をあけた途端、
例年、春一番が吹き始めます。
本日も
先週と打って変わって南風もよう、
暖かい予報です。
下の畑の白梅も、
日々ぷっくりぷっくり膨らんで
1/23から一輪二輪と咲きはじめました。
つまり
ニホンアカガエル産卵の季節です。
陰極まって陽となす。
冬の厳しさの頂点は
春の始まりでもあるんですね~
おはようございまーす
「みつけた~」
んん~
これは、
えーとたしか~
アオイ科っぽいタネの殻、
ほらほら、あれ、
ムクゲとか・・・?
(調べてみてね)
こんなにきれいな形だったのですね♡
どこで見つけたんでしょう。
ナゾが多くて
朝から認知症予防のようです^^
寒さにいつもより頭が冴えて、
シンプルな冬の姿に
感覚まで研ぎ澄まされるかも♪
春の訪れを感じつつも
氷はまだまだ
こんなに分厚く
コップやおちょこの
ツバキのお花も
パカッと抜けて
水中花ならぬ氷中花。
シュッ、
どうしたんだろう、
臆することなく一人で着火、
マッチを擦る手に迷いがありません、
火吹き竹
「ここでやろう!」
(火で燃えちゃうよ、
炭にしてからだよ)
ときどきナゾの会話が交わされています。
「かんばん かいたよ~」
看板には
「たけうま つくる ×2」
と書いてあります^^^^
図鑑を抱えてくる人も居たり、
それぞれに
内に秘めた自主性を感じる朝です♪
はっぱのおうちに落ち葉はこび
「はこんでちょーだい~」
お願いしますと、
「え~」と言いながら
長い距離を抱えて運んで
ザバ~~~ン
大きな方の
はっぱのおうちへ投入。
ふみふみふみ・・・
落ち葉のお布団はあったかあったか。
どんな虫が来るかな。
修了制作づくり
先週は
風が強くて
出来ない人も多かったので
朝の会の前から
さっそく作り始め、
♪いたさん、いたさん、きりますよ
♪ぎこぎこぎこぎこ ぎーこぎこ
なんと持参の軍手!
ありがと~ありがと~~
カン、カンカンカンカンカン、カン・・・
この音をきくと、
紙芝居みたくなっちゃう^^
朝の会
お友達が持ってきた
しぜんずかんを見て、
「探険に行こう!」
「やった~~~♪」
ということになり、
ちょうど
春の七草や
木々の冬芽を見たかったので
もってこいです。
しゅっぱ~~~つ
いざ、
冬さがし春さがしの旅へ
ハクモクレン(白木蓮)の
ふわふわの花芽や
オニグルミ(鬼胡桃)の
羊のお顔を
「あったー!」
「これ、これだよ!」
本にも載っています。
「このかお、べーすけさんと
べーこさんが かいたんでしょ」
ちがうちがう、
羊の顔のオニグルミが
あんまり楽し気に笑っているので
だれかが描いたと思ったんですね^^
さらに歩いていきますと
セリ摘み
春の七草のセリを発見。
その隣には
なんと ナズナ
ペンペングサの姿は有名ですが、
冬の姿はロゼット状。
こんなところにあったなんて!
寒さと風をよけて
地面に身を伏せて、
厳しい冬を乗り越えていたんですね、
(もうすぐ春だよ~~~)
もっともっと進むと、
ハコベも!
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ、スズシロ、これぞ七草
春の七草のうち三草も見つけました。
あっぱれ~
ところが、
まだまだ
どんどん
進んでいく人たち。
もうどうにも止まらなくなったもよう。
しかも
いつもトゲがこわくて
最後尾で泣いていた人が
本日は先頭をきって探険隊長です。
(おーい、どこまで行くんだよ~)
とうとう新しい道に出ました。
ホトケノザの花を発見。
「あまいよ」
「ふえになるよ」
「どうやって」
※春の七草のホトケノザは、コオニタビラコ。
※犬の散歩やクスリがかかっている場所は
口に入れないでね。
今日の収穫。
せっかくですから
<七草ならぬ三草汁づくり>
一挙公開
洗って、
きって
湧いたお湯に入れて、
お出汁をいれて、
順番ぎゃく^^;
※ここで飲んでも良し。
ぴーちゃんとおーちゃんの卵をわって
溶いて、
くるくるくるくるかき玉汁、
ふんわふんわの三草汁のできあがり~
いかがですかあ~
「にがい~」
どれどれ、
うわ~ほんとだ、
そういえば
ヨモギの葉っぱが混じってた(汗)
みんな飲まないかも~
と思ったら、
お代わりして飲む人たち。
ありがと~ありがと~
なにせ
一年の無病息災を祈って飲みますから、
苦くっても体に良いはず^^
「ひとくちのんだら どうなる?」
強くなるよ。
「ふたくちのんだら?」
強強(つよつよ)。
「じゃあ、みくちのんだら?」
無病息災ッ!
ゼッタイ飲まないと思ったお友達も
思わず飲んでくれた
漢方薬みたいなスープでした^^;
午後も盛りだくさん。
お天気が良かったので
大豆を炒って、
竹のコップに分けて、
豆まき
鬼をやってくれる人いますかー
「はーい」
のっし、のっし、
♪おにはーそとー
♪ふくはーうちー
ところが、
鬼が向かってきて
みんな あとずさり
(ちがうよ、ちがうよ、
鬼は逃げるんだからね)
「そっかー」
♪おにはーそとー
♪ふくはーうちー
それ、にげろー、
それ、おいかけろ~
形になってきました、
皆な安心して思う存分、
追いかけ始めましたッ^^
鬼が帰ってきました。
もう3周は走っています(笑笑)
この後、
まだまだ走り続け、
全員ぐるぐる走っていたら、
「がお~~~っ」
小鬼の親分がやってきました、
もしや鬼のお父さん?
怖くて泣いて逃げる子もいます。
けれども、
鬼の親分は
実は優しくて、
「これを食べたら春がくるぞ」
と鬼みやげをくれました。
それは、
美味しい美味しい鬼あられでした。
あれ、節分の豆がまだこんなに⁉
まいてなかったのかな。
いや
なげてもなげても減らない豆かも。
焚き火のおわり
灰が飛んだり濡れないように
植木鉢や鉄板のフタをします。
おやすみなさ~い
火種がまた起きないように
周りも掃いて掃除します。
春が来る三昧の一日、
これにて
おーしーまい 、
カンカンカンカンカンカンカン
来週につづく~~~~~~
<おまけ>
ワナ
「ひいて、ひいて~」
バタン
「やったー♪」
エサは探険で見つけたキノコ。
果たして
キノコ好きな新種コビーはつかまるか・・・
氷のふた
ほっ、
のぞいてみたら
わぉ~
もしや未来型宇宙服~アクアヘルメット⁉
穴掘り?
いえ庭づくり⁉
いやオタマの池の森でした。
カエルの産卵の季節とシンクロ、
直感が働いたんでしょうか?
ティピー食堂 中央組
もぐら食堂 地下組
釜屋食堂 七輪BBQ組
「なんびょうくらいやいたらいい?」
「30びょうくらいじゃない」
「いーちー、にーい、さ~ん・・・」
「あついの はじめてだよ~」
それぞれが悦^^!
※朝からの焚き火は
七輪BBQの炭づくりでした。
「みかん3つもってきたッ!」
朝の数々のナゾがようやく解ける。
火吹き竹づくり
吹き出し口の穴はキリで小さく開ける。
少量の息で済むので
子どもにも吹きやすく、
細くて長い息は火にやさしい。
※しかし、ベースケさんは火吹き竹を使わない。
マキを適切に置くことが出来れば、
吹いたり仰いだりしない方が燃える。
おうち♡
「こっちが はいるところ~」
絵本「もりのおふろ」
絵本「もぐらはすごい」
いつか読みたかった、
奇跡的に2冊も読める。
「あ、あ、あ~」
空をみて大喜び、
ながいながい
ヒコーキ雲発見♪
<つぶやき>
前日に節分だと思い出し、
急きょ豆まき。
またあっという間に
一日が過ぎてしまう。
卒園修了制作は、
あと2日はかかりそう。
完成した後が本当の本番なのに、
残りはあと2回。
止まったままの家づくりを
少しだけでも再開させたく、
次年度につなぐ
ジャガイモの植え付けは
もちろんやりたく、
せっかくだから
おやつの実がなる記念植樹もしたく。
やりたいことがいっぱいで、
はちきれんばかり。。。
う~ん、こうなったらしょうがない、
あとはお天道さまにまかせよう♪
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