秋のたねまき& 手拭きサラシタオルづくり
本日は小さな森のおうち園です。
2学期スタート、
猛暑の夏に人間はヒーヒーフーフーでしたが
森の生きものたちはどうしていたでしょう。
クワガタはまだいるかな?
バッタは大きくなったかな?
翅がはえて飛べるようになったかしら
セミの声は聞こえなくなったね
代わりにコオロギはいるかな?
そうそうイネは伸びたかなあ・・・
もりのこびとさんは
ダイオウショウの三つ編み松葉で長縄跳び
エノコログサのうさぎや
メヒシバのハートかんむりの傘で応援です
おはようございまーす
センニンソウの花の印鑑
白い花(花びらに見えるのはガク)は、
かるくこすると
きみどりアイボリー色になりました。
※仙人草(キンポウゲ科)
毒草だが民間療法にも使われた、
葉や茎の汁は皮膚炎をおこすとのこと。
果実につく綿毛が
仙人の髭に見えるそうですよ。
よく見たことなかったなぁ
みんなで見たいね~
あ、いっぱいなってる!
ヨウシュヤマゴボウだ!
※洋種山牛蒡(ヤマゴボウ科)
明治時代に帰化した北アメリカ原産の植物
それほど増えすぎず
生えても抜くのは容易なので
数本のこして遊んでいます。
触れてかぶれた事はないですが
毒草ですから、
どんなに美味しそうに見えても
食べちゃだめですよ。
ぷちん ぷちん
実をつまんで
さっそくお料理
ムクロジの実をわって
ぶくぶく泡立て開始、
赤ワインムースになってる~
かつてはホントに
安い赤ワインの着色料だったとか^^;
それからお決まりの
ヤモリさがし
いる?
いないね~
あ、いたいた!
あそこッ、
赤ちゃんヤモリつかまえた~♪
ここ数年、
巣箱にミツバチは来ないけれど、
かわりにヤモリが棲んでいます
「こっちにヤモリの卵もあったよ!」
え、え、え、ほんと!
「ほら」
うわ~~~~~~
アリの巣、
アリの大群だぁ
立てかけた板って
生き物がいっぱいだね、
「ほらここ」
どれ?
「これだよ」
確かに!
ヤモリの卵だッ
ここでは初確認です。
ヤッター
「またいたよ」
あれ、
オスじゃない?
しっぽの下が膨らんでる!
わ、
こっちはスマート、♀だッ
「もしかして
たまごのおとうさんおかあさんかな」
ほんとほんと(笑笑笑)
イネと背比べ
「こんなにのびたよー」
「ちょうどおんなじ」
「ちょっとおおきい」
稲穂も頭を垂れています
さらにどこに消えたかと思ったら、
森の奥でジャングルたんけん
夏の間にクズがぐんぐん伸びて
森の奥はジャングルのよう
収穫2匹 あっぱれ~
ショウリョウバッタに
ツチイナゴ
ショウリョウバッタは
夏休み前はまだ小さくて
翅も生えてないくらいでしたが、
こおんなに大きくなりましたッ
立派な翅もあります。
ツチイナゴは繁茂するクズによく居るよね~
成虫越冬するバッタ、
ということで10月頃大人になると思いきや
もう成虫がいますッ!
個体差があるんですね。
夏はあんなに小さく鮮やかな黄緑色が
はやくも冬に備えて枯草色です、
こかげレストランは
赤ワインや赤しそジュースが並々とつがれ
中央広場ではクワガタ落とし
「まだいるかなあ」
「ゆすってみよう」
ザザザ・・・
「いないね~」
7月はあんなに居たクワガタも
もう1匹も落ちてきません。。。
森のすみっこの朽ち木で
卵を産んでるのかもね、、、
さてさて
始まる前から
終わりそうなくらい遊んでいますが
これから朝の会です
「朝の会だよ~」
「はーい」
すると、
「あ~~~たべられてる・・・」
いきなり、
大きくなったオオカマキリに
あちゃ、
バッタが食べられたー
大きなお腹を抱えたオオカマキリ母さんの
卵を産む前の腹ごしらえでしょうか、
ショックながらも
あまりの食べっぷりの良さに圧倒され、、、
(ぶじに卵うめるといいね)
何が何だか境がわからなくなるような
濃い時間が流れていきます(無言)
「おはようございまーす」
アブラゼミさん、
翅がまだ完全に乾いてなくて羽化したて
なんと
夏も終わる9月だというのに
これから鳴き始めるようです。
残暑厳しいですし、
まだいける、
って思ったのかなあ
「もうちょっとオレの夏を楽しんでくれ~」
バタバタバタ・・・
みんなの見ている前で
飛んでいきました。
こんにちは~
次に現れたのはヤモリさん
ふくらんでる5本の指がぷにぷに、
砂模様の目もキュート、
平べったい体も何もかも
とにかく愛らしいヤモリ夫婦一家です
暑さが峠を越えると
爬虫類の赤ちゃんたちが
チョロチョロあちこちで
動きだします^^
「ヤッホー」
これはヒシバッタさん、
ヒシバッタさんは、
歌舞伎のような廻り舞台の
虫メガネにのって登場です。
天井や奈落や迫りの穴から覗くと
ヒシバッタさんは、
一挙に巨大花形演者^^!
お友達が持ってきてくれました
ヤモリさんバッタさんセミさん
みんなが言いました
「あついよ~」
「カサをさしたいよ~」
すると
「わたしをつかってください」
メヒシバが言いました
つまんでくるん
つまんでくるん
つまんでくるん
出来たハートを
草のヒモでむすぶと
ぱかっ
「カサになりますよ」
「みんなもつくってカサをさしてください」
くるん、くるん、
「むすんで~」
「いいよ~」
できた~
傘を開いたり閉じたり
遊んでいるうちに
ハートが壊れたり
茎が折れたり。
まるで破れ傘が
「ごめんなさい」
と誤っているようだと
逆に大受けする人も^^
「ごめんなさいガサ、どうやってつくるの?」
わざわざ茎を折って
折りたたみ傘になりました(笑)
そうして暑さにほっと一息つきますと
野菜たちが登場。
秋は
バッタにセミにカマキリ・・・
いろいろな生き物たちが
厳しい冬を乗りこえるために
いのちのタネをつないでいきます。
わたしたちも冬に備えて
野菜のタネをまきましょう♪
「名前かいて」
「わかった」
カブは 「か~ぶ~」
ダイコンは 「だいこんた」
ラディッシュは「ラーデー」
コマツナは 「こまつなこ」
ニンジンは 「にんにん」
と書いてありました(笑笑笑)
「これは、だいこんのたね、あかちゃん」
「どんな?」
「みせて~」
みんなすくすく育ちますように♪
ふ~~~~~~~
ロウソクの火をけして
はじまりはじまり~~~
もりのはたけの地図をもって出発
だいこんたさんに
良い物件さがしです。
「ここ」
だいこんたさんの
新しいうちが見つかりました。
日当たり良好!
細長いおうちをつくりましょう
うね、うね、うね、
うね、うね、うね、うね、
うねうねうねうねうね
重たい鍬をひとりで抱えて
うんしょ、こらしょ、
ありがと~ありがと~
「オクラあったよーーー」
「いたいッ」
その隣で
オクラを収穫する人、
オクラの棘に刺されたようです、、
まき溝づくり
だいこんたさんのベッド♪
お~とっと、、、カーブ
点まきじゃなくて
筋まきにしました。
ぽとん、ぽとん、ぽとん、
みんな5粒ずつまいて、
とんとんとん
土のお布団をかけてあげました。
みんなの手のひらは
ふんわり優しい手のひら、
こんたさんも
さぞやとろ~り嬉しいことでしょう♡
♪ずーくぼんじょ、ずくぼんじょ
芽が出て元気に育ってくれるように
おまじないの唄
ずくぼんじょって、
ツクシのことですけどね^^
♪ずっきんかぶって でてこらさい
にょきにょきにょきにょき
♪すっぽ~~~~~~ん
あっという間に全員抜かれました^^
「あ、ネギだーーーッ」
「1本ずつあるよ」
「2ほん たりなかった」
「ごめん、ごめん、こっちにあるよ」
すっぽ~~~~~~ん
ネギと綱引き勝負
細いスリムなネギ力士、
うんしょ、こらしょ、
なかなかの力持ち
根っこの踏ん張りがきいてます
けれどこちらも負けてはいません、
手のひら合わせて
うんしょ、こらしょ、
見事にんげん山の勝ち~~~~~
小さなお友達が困っていると
お姉さんが「いっしょにぬこう」
と手伝ってくれた図♡
「クリだ~ッ」
栗を楽しみにしていた人は大喜び
とげとげ栗太郎力士に
長靴で挑んでいきます。
半分は虫食いでしたが、
半分は食べられそう。
8個ほどセーフ、
茹でて
おやつに食べようか♪
いただきまーす
待ちに待ったお昼です
「おなかすいたー」
朝からお弁当を食べたがっていた人多数、
もしや
森にお弁当を食べに来ているのかな(笑笑笑)
しかし
作業もよおっくやってくれます。
手拭きサラシタオルづくり
黄八丈のコブナグサと
ながいサラシを発見したので、
そうだ、
これを自分でチョキチョキ切って四角にして
おうち園で使う手拭きタオルを作ろうよ!
①切って
②呉汁染めして
③コブナグサで染めて
④アイで模様をつくって
⑤ちくちく縫って、
⑥ヒモをつけて、
いつも帰る時に
⑦洗って
⑧干して帰ったら
手間いらず。
ちいちゃくても無骨でも
自分でつくれば愛しさ百倍。
まずは①チョキチョキ切って、
名前を書いて、
今日は ②呉汁染めまでやれるかな。
一晩水に浸けた大豆と水を
ミキサーでぐるぐるぐる・・・
大豆カップ4ぶんの1くらい
水 1リットルくらい
スイッチ オン
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
大豆と一緒に回ってフラフラフラ(笑)
ありがと~ありがと~
布でこして
大豆の乳しぼり
呉汁のできあがり
布を呉汁染め
大豆のたんぱく質で
色が濃く染まります。
コブナグサは呉汁染めをしないと
色が出ません。
繊維の奥にまで染み込むように
ぐじゅぐじゅぐじゅ
お休みのお友達の分も♡
ありがと~ありがと~
おやつの栗をもりつけて
おやつの柿も切ってくれて
「クリはたべられないんだ~」
そうなの!
みんなのために
ありがと~ありがと~♡
おいしそ~~~~~
「ナスとっていい?」
「いいよ~」
おやつ隊の人が
秋の初物をよそってくれている
ちょうど後ろで
しゅうかく隊の人たちは
夏野菜の残りを自主的に捜索中^^!
ナスにピーマンにオクラ
せっせせっせと運びます^^
ちょうどその横には
魔女っ子楽園の人たちが
「できたよ~」
怪しいジュースを製造中
クイッ、ウエ~~~
「これはなんだあ~」
「きゃ~~~~~」
※飲むマネです
「はい、どうぞ~」
つぎつぎに運ばれてきます^^;;
おそろしや~
とうとう水かけっことなり
それを予期したのか
レインコートの人も居て、
「かけてもだいじょうぶ!」
と雨合羽の性能を試してみる人^^
アウトドア用品の新製品誕生なるか・・・
と、そんなこんなで
またもや遊びつくした一日でした。
そうだ、
呉汁に浸けた布を干さなきゃ
ぎゅ~~~~絞って
干して
あ~いいお天気
これから台風が来るというけれど、
ちょうど晴れ間が広がって、
ぱーん、ぱーーーん、 キャッ
ぱーん、ぱーーーーーん、 キャキャッ、
洗濯物をはたく水しぶきが楽しすぎ、
顔を覆ってキャッキャ言ってる人は誰?
それでもちゃあんとお片付け
大したもんですッ
お迎えの時間の迫る中
お誕生日会では
すてきなプレゼントがいっぱい
おめでと~おめでと~~~~
柿も
栗も
美味しかったね
ごちそうさま~ごちそうさま~
久しぶりで
嬉しすぎて
はしゃぎ過ぎた、
秋のはじまりを盛大に祝うような
夏を惜しむ最後のお祭り騒ぎのような
そんな一日でした。。。
来週につづく~~~~~~
<おまけ>
みんなのおうちの屋根も出来ました。
しばらくしたら床をつくろうね。
オオカマキリ母さん
「わたしの卵もよろしくね」
コカマキリ
「よかった~ぶじに森へ帰してもらえそうだ」
ツチイナゴと ショウリョウバッタ
バタバタバタバタ・・・・
ふたりとも
翅をつかって一目散、
飛んで帰っていきました
ヤモリの赤ちゃん
「わたし、こんなに体がやわらかいの♡」
ヤモリ夫婦
左はお父さん 右はお母さん
カナヘビちゃん
みんなが帰った後、
タライの中に落ちていました。
「ここから だして~
ひからびちまう
ひとりで でられないんだよ~~」
野菜の赤ちゃん
「まいてくれて ありがとう」
「間引きも 忘れないでね。
窮屈すぎたら大きくなれないんだよぉ」
「ほら」
ちーっちゃなお花!
よく見つけたね~
ウリクサかなあ
実がウリに似てるんだって!
まだ見たことないから、
実がなったら教えてね♪
魔女のクスリ♪
魔女の手形^^!
まじょっ子~空中浮遊♪
まじょっこぶらんこ♪
ひょ~かわい~~~
なんだったっけ?
魔女芋ピクミー?
手拭きサラシ
自分の名前をはじめて書いたのは
いつだったでしょう・・・
ギザギザの切り縁面、
語りかけるような文字、
アートすぎて
かな書道のようです!
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