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2025年3月10日 (月)

媒染剤なしの草木染手順~アイピロウ&カーテン

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アイピロウ  こぶなぐさ&びわ染め

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つるしカーテン  こぶなぐさ&びわ染め

 

草木の煮汁にいれて
くつくつ15分しただけ。

「なんだ~よく染まってるじゃないのッ!」

これまでは
みょうばんや灰汁や銅や鉄など
媒染剤を必ず入れてきたけれど、

いやまって、
しょっちゅう洗うものじゃなし、
アイピロウやカーテンなら
別に媒染剤いらないよね、

と思い立ち、
今更ですが
媒染剤なしに挑戦♪

<手順ちょーシンプル>
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美しいビワの花ごと
剪定をかねてチョキチョキして

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沸騰してから15分くつくつした煮汁をこし、

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染めたい布をつけて

※綿布は呉汁染めをすると よく染まる。
 が、ビワはそのままでも染まる。
 この布は呉汁染めしたものだが、
 しない方が ほんのりピンクで可愛い。

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15分ほど弱火~中火でくつくつするだけ。
一晩そのままにして翌日に
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干す。

<乾燥コブナグサも同じ>
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秋に刈り取ってそのままだったコブナグサを

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ハサミでチョキチョキして
水をザザザーーーッと注いで
火にかける。

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その間に
色落ちしたカーテンを

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ゴムやヒモで好きに縛って
模様をつくり、

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沸騰してから弱火15分程くつくつして
濾した煮汁へ
ドボンゆらゆら。

※コブナグサは、綿の場合、
 呉汁染めをしないと
 鮮やかな黄色は出ないので、
 呉汁染めをした方が嬉しい仕上がりとなる。
 シルクはそのままでOK.

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ちょうどストーブをつけていたので
15分ほど乗せてくつくつ。
火からおろして一晩そのまま。

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翌日いい感じに染まっているので
洗ってゆすいで

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干したところ。

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1年たてば すっかり色落ちするので
また何度でも染め直せるのが
手間なようでいて愉しくなる♪

左はシルク。右は綿。

もう何年も使っているので
擦り切れて穴も開いているのに
染め直すと生き返って


♪やがて~こころ~うきう~き♪
♪とっても~ふしぎ~このぉム~ド♪
  (コーヒールンバ)

ありがと~ありがと~~~~う

<おまけ>
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・枇杷アイピロウの中身
 お塩144g(含むラベンダー乾燥花蕾3g)

・小鮒草アイピロウの中身
 お塩200g(含むヨモギ乾燥新芽30g)

ラベンダーはさることながら
ヨモギの香りも絶妙安眠。

閉じた鼻の奥がスッとひらいて
松果体をつきぬけて
クラウンチャクラまでいって
脳みそぜんぶが
蓬の清涼な空気に包まれる感じ!!!

 
































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