2019年8月 6日 (火)

原爆投下の朝に

8/6 広島原爆投下の朝の黙祷を 逃してしまいました。

前の晩、ぴよこが アオダイショウにのまれました。

大変寝苦しく、さらに朝は寝坊です。

アオダイショウはお山へ連れていきました。

 

黙祷の補いお詫びのようにYOUTUBE大学で見つけました。

まだ解決していない「原発問題」

今まで何年もかけて虫食いのように得た知識を

ざーーーっと網羅してくれるので

大変わかりやすい、

テレビや学校では決して教われないけれど、

日本人なら誰もが知っておかなくてはいけないこと、

基礎のキソ、

歴史編と 真相追求編・・・

こんな重い内容を

しくじり先生テンポで駆けぬけてくれます。

選挙編や 消費税編 憲法問題編はほんの一部、

今まで補充できなかったレイヤーニーズに応えてくれます。

 

 

 

 

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2019年7月19日 (金)

参議院選挙2019.7.21 まだまだ生きていける?!

7/21 参議院選挙です、

忙しい娘と一緒に期日前投票へ行けました。

一票の格差問題で

埼玉県選挙区は3人から4人に議席数が増えました。

入れようが入れまいが当選するだろう3人にくわえて

あと一人の枠があるので、

受かってほしいけど危ないあの人へと自然に指が動きます。

いつもより一票に重みを感じました。

どう結果が出るか、

票の流れが楽しみです。

 

そして比例区は・・・?

いつもは大抵、

力を持ち過ぎた権力に対しての

現実的なリベラル勢力路線があれば幸いのところ、

今回は社会のしくみ自体を問える人たち

庶民派リアルの候補者の声もあり、

かすかな希望がまだまだ生きていけると感じました。

 

れいわ新鮮組のひとり、

やすとみ歩 街頭演説集190705新橋駅SL広場参院選

子供の前でも淡々と同じ調子で話す姿がユニークで

女装の東大教授です。

日本の教育制度や社会状況を勝ち抜いた人ながら

この国のエライ人たちが 何を基本に物事を決めていくか、

「えらい人はもっとえらい人に叱られるのが怖いんです」

と これ以上かみ砕けない易しいコトバで説きます。

子供の命や安全が、

さまざまな社会的良心的な組織を大切にするあまり、

逆に見過ごされてしまう、

という人間の心理的目くらましを

エリート層から市民の言葉で語れる人です。

タローちゃんでも300ないとダメらしいので

あゆみちゃんは、400万票です^^;

また、

今回よりの「特定枠」で優先的に当選する

木村英子さんも 

障碍者自身の彼女が語る言葉には

介護保険などの問題点が 超リアルに「生きて」います。

立憲民主のおしどりマコちゃんも見逃せませんし、

他も目白押しです。

 

今、受け皿はあります。

参院選、 

2020年代に向けて

私たちは何を

子供たちへ残すでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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2019年7月 7日 (日)

「新聞記者」

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映画「新聞記者」観ました。

東京新聞の望月記者のベストセラー本が原案。

 

この映画の見どころは、

ずばりナイチョー。

 

内調(内閣情報調査室)、ナイチョーと言われても

国家機密というそのお仕事は、

あまりに遠すぎて

異世界ですが、

 

この映画を観れば、

ナイチョウに良くも悪くも親近感が湧くことこの上なし、

雲の上の人が、

隣に引っ越してきた現実の人のように近くなります。

近くなりすぎて

どうしたら主人公の若手エリート官僚が

良心に苛まれることなく大らかな選択が出来る世の中になるのかしら、

などと しばらく大きなお世話な話しが尽きません。

 

映画としての後味は各自のお好みに任せるとして、

内緒のナイチョーな感じは、

たっぷり味わえます。

自分が生きている国の中枢の闇を魅せてくれます。

 

ただもし社会派映画の続編を作ってくれるなら、

今度は、

前川喜平さんや望月衣塑子記者の漂わせている

類まれな 

あの

【ユーモラスなアナーキスト感を出して】

   (希望をちょーだい)

 

雨の多い梅雨で、

不意に突然、映画館へ行けて夢のよう。

新聞記者は、見たくて観たわけではなく、

それくらいしかなかったのですが、

やっぱ、観れてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年6月22日 (土)

夏至に田植え~投げ植え農法とアカガエル上陸

ようやく田植え。

本日は夏至です。

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今年は、投げ植えにしました。

元々湿地の水深が深いので

中に入ってしまうと足が太ももまで埋まって抜けなくなってしまう為、

昨年は、たらい型のポットを田舟にして乗って手植えしたのですが、

今年は、さらに進化して陸上に居たままの投げ植え農法を考案!

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そのために苗床にまいて発芽したイネを

さらにポット上げすること60ポット。

投げても崩れないくらい根は回ってきましたが、

「6月半ばすぎちゃって遅くなったね~」

と用事や天候でどんどん遅れるのが心配です。

七十二候によれば

昔は半夏生(7/2)までに

田植えを終わらせるのが目安だったとのこと。

けっこうゆっくりです。

昔って、いったいいつかと思いますが、

安行のお爺さんも田植えは、

「むかしは6月、今くらいだった」

とのこと。50年も経ってない昔です、、

 

何でもどんどんスピード化していますが

田植えも この50年で1ヶ月以上早くなったんですね。

今このあたりの田植えは5月GW頃になっています。

Img_2457

完了。

手前のイネが見えないのは

水深が奥より深いからです。

「イネって すごいよね、

水中に沈んでも腐らないで

出て来ちゃうんだからね」

その水中のイネの合間を

オハギのような形をしたアカガエルおたまじゃくしが

ときおり息継ぎに顔を出しました。

隣には、一足はやくカエルになったアカガエルが

去年の稲株につかまって休憩中。

6月の田植えはニホンアカガエルの上陸と重なるんですね!

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そして我が家のお砂場グラタン鍋で泳いで大きくなったアカガエル

おたまじゃくしも産卵から4か月でようやく手足が出てきました。

エサは市販のものは全くあげず、

水草や とろとろの水中のコケや 枯れ落ち葉など。

手足が出る前ころに なんか栄養のあるもの食べたい、

みたいな動きをしだしたので

カツブシや 煮干しを あげました。

水は雨水など、取り換えは濁ってきたら、1週間くらいで。

鍋のなかでも ちゃんと自然界と呼応しています。

 

 

【早い田植えはヒキガエル、遅い田植えはアカガエル】

  (イネはカエルのベンチ)

 

 

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2019年3月26日 (火)

みんなの学校

東京の公立の 麹町中学校の校長先生の取り組みに
公立でこんなことが出来るのかと
実行力の高さと説得力に感嘆しきりでしたが、

大阪の公立 大空小学校の元校長先生のお話しも更にパワフル。
地域の子供たち、みんな、みんなが学ぶ権利を保障する「みんなの学校」です。

https://www.youtube.com/watch?v=Z42B-N6703k

現在、特別支援学校や学級がありなら、
こんな「みんなの学校」も もっともっとほしいッ!

「みんなの税金、パブリックだから何でもできる」


「担任制なし 子供、保護者、地域、先生の4者でつくるみんなの学校」

「教師である前に ひとりの人間である」

「きまりを見るか、こどもを見るか」

「学力より大切なのは 人の命」

「(児童虐待、いじめ)核は、地域の学校」

「じぶんの学校を自分でつくる」

「じぶんの子供の通う学校を自分でつくる」

力強い言葉言霊のオンパレードです。

ちっちゃくなっていた自分をコロコロ転がされるよう^^;

子供たちクラスの危険な状況にも
地域や学校の顔色をうかがい、
つぶされるのを恐れる保護者や学校ボラの話しがウソのよう。

 

 

 

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2019年2月25日 (月)

安倍さんの声、枝野さんの声

 2019、2/24 
沖縄~辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票の結果が出ました。

・最終投票率52.48%、

・埋め立て「反対」72%、

・「賛成」は19%、

・「どちらでもない」8.8%、

埋め立て「反対」が7割を超え、多数となりました。

もう基地に依存する沖縄経済の時代ではないと数字が言っています。
住宅地で危険性の高い普天間移設をエサにしても埋め立ては反対が7割、
そんなに米軍基地をつくりたいなら県外につくったらいいし、
県外につくることを検討するか、
検討できないなら、
日米安全保障は見直さなくてはいけません。

残念ながら与党には
この見直しの力は働かない作用があるらしく、

そうなると
沖縄だけでなく全国民レベルの反対の声が必要です。
けれども 捨て石経験のない県民は
「けっきょく自民党じゃないとダメ」
と判断する人が 実際多い気がします。

それがまた
【総理の意向政治】とか
【総理の忖度政治】とかの
肥やしのひとつになっていくんでしょう。
(ウワサの国有地売却とか学校認可とか統計結果とか)

軟弱地盤であろうとも
どこかの県民が犠牲になっても
それでも今の自民党を選ぶというのは
「恐怖」なのかなぁ、、
たとえばローラが自然環境への「愛」で反対を表明したとして。

ところで 
安倍首相は魔術的な声をもっているな~と
よく思います、
あるイミ、いい声で麻薬的なエネルギーを持っている気がする、、、
けれども、使い方を間違えるとアブナイ、
みんなを魔法にかけてしまう。

この呪術のような作用にまどわされない人は
安倍さんのワルクチを言う、
でも覚ます力を持つひとは、、、
ふっと思う、
枝野さんの声だな~
と。

テレビはほとんど見なくて
ラジオだけだからかな、
そんな気がします。。。^^;

冷ますかな、


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2019年1月17日 (木)

とどけ県民投票ッ!!!

以下、賛同しました。

ずいぶん長いですが、
沖縄の辺野古にまつわる県民投票を求める意思表示です。


https://www.change.org/p/沖縄県内の全市町村議会および首長-20万筆を超えた米ホワイトハウスの請願署名に続こう-すべての沖縄県民に県民投票の権利を保障してください/sign?placement=aa_email&pt=AjpQZXRpdGlvbjoxNDE1ODk3NzoxNTQ3NzEyMjYwOnEsXCx+LEs6N2NlYmYyYTM=&utm_medium=email&utm_source=aa_sign&utm_campaign=478084&utm_content=&sfmc_tk=NB7iEHx10pS0txY6yLw7ItgZQme3hlOpXilTezHfuqHwJWYzEivdD%2fTl5qQ49mTR&j=478084&sfmc_sub=426926935&l=32_HTML&u=66180236&mid=7259819&jb=291

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2018年12月18日 (火)

辺野古工事STOP


12/14 午前11時ころ 辺野古新基地への土砂投入が開始されました。

米軍基地の
沖縄過重負担、事故、犯罪、環境破壊、軍事関連経済、、
固定化は増すばかりです。

そんななか

ハワイの青年が署名を呼び掛け、
もう目標の10万筆に達しようとしています。

ヤマトンチュとしては不甲斐なしですが、
大変ありがたいことです。


STOP辺野古工事 米大統領に届け
「署名を」
沖縄ルーツ ハワイの4世
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121790070726.html

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2018年11月 3日 (土)

水道民営化?!

今、日本では、命の水を 民営化しようとしているのですね。
逆に ヨーロッパでは再公営化が広がっているのですね。

以下は、
その映画の紹介の転載ですが、、、

こういった情報を
夫婦で話しても
子供たちとは
身近に気軽に継続的に話してこなかったなあと思います、
ありゃりゃにこりゃりゃ、、、です。
「おなかすいたね、なんかたべる?」
くらいの呼吸で
「そーいえば、水みんえいかって、どっかできいた?」
って
自然に出てくるようになるといいな♪

~以下転載~

ドキュメンタリー映画

『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』予告

https://www.youtube.com/watch?v=xTrRCxO1848&feature=youtu.be

国民の財産がだれかのものになることが「民営化」。


今国会では、水道事業の民営化に向けた(今直ちに全国の水道を民営化する
ものではないが)、「水道法改正法案」が、前国会からの繰越で審議されよう
としていますが、日本に先駆けて水道事業の民営化を進めたヨーロッパでは、
その失敗が明らかとなり、水道民営化の失敗が明らかになり、再公営化の動き
も始まっています。

現在行なわれている臨時国会にて、前国会にて持ち越しとなった「水道法改正」
が審議されようとしています。前国会では衆議院を可決しているため、臨時国会
では参議院での短時間での審議となる見込みです。

水道法改正では、人口減やインフラ老朽化などへの対処のため、広域化を推進< br>する条項の他、官民連携(PPP/PFI)の一環として水道事業のコンセッション契
約を自治体に強く推進する条項が含まれています。
水道法そのものでただちに全国の水道が民営化されるわけではありませんが、
今年6月の国会で可決されたPFI改正法とセットで、今後多くの自治体が水道事業
の経営権を民間企業に売却していくことを迫られていくでしょう。

まさに、映画『最後の一滴まで』でヨーロッパの多くの自治体が実現してきた
水道の再公営化の流れと真逆の方向に、日本が進んでいると言わざるを得ません。

PARCは2018年8月より、水道再公営化を果たしたパリ市やベルリン市などの事例、
そして逆に債務危機の結果民営化を迫られるギリシャやアイルランドなどの事例
の両面を描い たドキュメンタリー映画『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された
水戦争』の翻訳を進めております。かつて「民営化が是」とされたヨーロッパで、
2000年以降に広がる再公営化の経験は、日本の私たちに大きな示唆を与えてくれ
ます。

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2018年4月 1日 (日)

「主要農産物種子法」廃止とは?

2018年4月は 「種子法廃止」施行です。

種子法ってなに?

種子法廃止って?

すべてにおいて素朴な疑問しか湧いてこないのが

情けないところですが、、、

ひとことで言ったら、

【地域の多様性品種が 大企業独占品種へ むかう道】

かな。

なんでも一言にしてしまおうとするのはデジタル化の影響か、

それに伴う大衆的脳みその理解度力アップのためか、

たぶん両方ですが、

今まで私たちの米は、その土地土地の気候風土に合わせて
この種子法に守られてきたのですね。
知らなかった!

「何を食べるのか」(消費者)と
「何を作るのか」(農家)を、

自分で選んで決めていく権利を

“食料主権”というのだそうですが、

この主権を軽々と手放すのが種子法廃止ということで、

多くの有識者の方が危惧しておられます。

そう、

生活クラブ生協でも
この去年の種子法廃止決定にともない、

【主要農作物種子法に代わる公共品種を守る新しい法律をつくることを求める署名活動】

が回ってきました。

市民運動とは、
根幹のところ、
「何をたべ」「何をつくるか」
なのだな~と
しみじみ思う4月です。

以下は、この種子法の成立から現在に至るまでを
わかりやすく説明しているサイトの一つです。
自分のために転載ッ!

『 4月に「主要農作物種子法」、通称・種子法が廃止されるためです。昨年2月、国会が「森友学園問題」「加計学園問題」で大揺れしているさなか、閣議決定された種子法の廃止は、4月には国会で可決成立し、一年後の今年4月には有無を言わせず施行されることになったのです。

 種子法の廃止が国民生活にどのような影響をもたらすのかということに関しての議論もなければ、きちんとした準備期間もとられてはいません。なぜ、国はこれほどに種子法の廃止を急ぐのでしょうか。

 もうひとつ意味不明なのは、もしかしたら「もりかけ問題」よりも国民の生活に密着している重大な問題であるにもかかわらず、マスメディアがこの件に関してほとんど報道をしていないということです。事の重大さはわかってはいるけれど何か理由があって報道できないのか、あるいは事の重大さがわからないのか--。いずれにしても、ジャーナリズムとしての責任を果たせていないことに変わりはありません。

 そのため、国民のほとんどは何が起きているのか知らされもせず、したがってこの先どうなるのかもわかっていません。私たち自身が選出した国会議員たちが決定したことなので、それに関して今さら文句を言っても始まりませんから、あとは自分たちがどのような行動をとるべきかを考え、実践していくしかありません。


種子法が制定されたのは1952年5月でした。くしくも、筆者生まれた年です。その前年にサンフランシスコ講和条約が締結され、52年4月28日に発効したことによって日本は主権を回復します。しかし、同時に発効した旧日米安全保障条約(60年に新日米安全保障条約発効)により、アメリカ軍は引き続き日本に駐留することになります。

 この頃の日本はまだ、戦後の混乱期から完全に脱することができていませんでした。つい数年前までの食糧難の時代の影は、世の中に色濃く残っていたのです。それを踏まえた上で国は、国民を飢えさせることなく十分な食料を確保し供給するのは国家としての責任だという使命感から、種子法を制定するに至ったのです。

 同法では、「米・麦・大豆などの主要な農産物に関しての優良な種子の安定的な生産と普及は、国がその役割を果たすべきである」と定めています。地域性に伴った優良な種子が農家に行きわたること、またそれを実現するための農業試験場の運営にかかる費用など、必要な予算は国が責任を持って調達することになっていたのです。それによって、日本の農業が守られてきたという側面は否定できません。

 種子法が未来永劫このままでいいとは筆者も思いませんが、廃止してはいけません。それは遅かれ早かれ、モンサント、バイエル、ダウ・デュポン、シンジェンタなどのいわゆる多国籍企業に日本の食料を支配されることにつながり、これらの企業の世界食料支配戦略に加担することになるからです。

 もとより、日本は食料自給率が異常なまでに低いことで知られていますが、それでも最後の砦として、米をはじめとする主要農産物を守ってきたのです。それが4月以降、主食である米の種子までも売り渡してしまうことになるのです。これについては、もっと議論が必要だと思いますし、またそうでなければいけないはずですが、当の自由民主党内の農林部会でもまったく議論されていません。なぜにそのような手順を省略してまで廃止したのかと嘆きたくもなりますが、とにかくこの種子法は廃止されてしまうのです。筆者は、そのことを憂えると同時に、将来に禍根を残すと危惧しています。

 日本では、もうすでに米よりも小麦の消費量が上回っていることは事実ですが、それでも米が日本人の主食であることに変わりはないと思います。つまり、小麦は食事として供されているだけではなく、その他の用途でも使われることが多いため、単純に消費量として計算すると米を上回っているというだけでしょう。

 米は、ただ単に食材、食料というにとどまらず、日本の食文化を超えて文化そのものをつくり上げてきた重要なものだったはずです。米をつくるための水田は、同時に灌漑装置でもありました。米でつくる餅や発酵食品は、重要な保存食であるとともに地域に根差す季節ごとの行事や、祭りなどの祝い事に欠かせないものでもありました。種子法の廃止は、私たちが守るべき文化そのものを否定し、根絶せしめるものだと筆者は考えます。

 今年、お子さんや、お孫さんが入学式を迎える、または幼稚園や保育園に通い始めるという方もいらっしゃるでしょう。お祝いにお赤飯を炊くおうちもあるのではないでしょうか。その赤飯に使うもち米やあずきが、遺伝子組み換えの種子だったとしたらどうでしょうか。日本古来の種子からつくられた作物ではなく、食料の支配をもくろむ一派がつくった種子からつくられたものだったとしたら、どう感じるでしょうか。

 種子法の廃止は、そのようなことにつながっていく危険性が大きいのです。多くの方々がこれを真剣にとらえないのは、マスメディアが取り扱わないことも大きいでしょうが、それは種子法を廃止することで利益を得る企業の支配力がそこまで及んでいるということの証左でもあるのです。

 私たちにできることは、自分や家族が食べるものを真剣に見直し、きちんと選択することです。種子法を廃止する根拠はあまりにも薄弱です。それでも強行する裏側には何かがあると考えるべきではないでしょうか。

 食料を支配された国は、まちがいなく主権を奪われます。66年前に主権を回復した日本は今また、それを自ら放棄しようとしています。私たち国民の多くは、それを本当に望んでいるのでしょうか。それとも、この国が主権を放棄する方向に動いていることを、ただ知らないだけなのでしょうか。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)


いじょう~

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