2019年8月 9日 (金)

<小麦とライ麦の少量脱穀・籾摺りの方法>

  いただいた小麦の種子を

かなり遅蒔きでしたが、

ほんのひと畝、

今年もなんとかつなぐことが出来ました。

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二十四節気「芒種」6/6ころ

麦は刈り取りの時期、稲は田植えの時期です。

6/1に収穫して

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軒下に干しました。

1週間ほどすると梅雨入りしますので

雨風でカビるのを避け室内で保存します。

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その後2か月が過ぎてしまい、

脱穀して食べよう!

と縁側に出しました。

 

しかし少量なので木槌でゴンゴンたたいて脱穀というのは

無駄な体力と手間がかかります。

どうやるんだったっけ?

と毎年、おぼろな記憶をたどることになります。

そこで今回は、

 

<小麦とライ麦の少量脱穀・籾摺りの方法>

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①準備するもの 大体こんなかんじ

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②丈夫なてぶくろに小麦を5~10穂のせる

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③手でモグモグする

もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん
もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん
もぐもぐもぐもぐ う~~~~ん

と10回もモグモグしていたら

あっという間に脱穀と籾摺りがいっぺんにできます。

イメージは大きなカバが口をあけて

なんでもかんでも食べてしまう感じです。

エノコログサの草花あそびのように、

穂がお尻からはみ出しますが、

その都度  口のなかに押しこみます。

針のようなノギ(芒)は、大変痛く、

イネ科アレルギーのように肌にイガイガするので

手袋はゴム製などの丈夫なものを選びます。

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④ざーーーっとボールに入れて

もみ殻をざっくり手で取り除きます。

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こうなります

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⑤ボールをゆすって フー

ゆすって フー
ゆすって フー
ゆすって フー

5回ほどフーすると、

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細かいクズがたまってくるので

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⑥ザルで しゃかしゃかしゃかしゃか・・・

こうして⑤⑥を数回繰り返すと

あとは こまかーいゴミだけになりますから

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⑦平皿にうつして フー

ゆすって フー
ゆすって フー

黒いシートは別に敷く必要はありません。

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⑧完成です。

 

<おまけ ライ麦編>

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初めていただき感動のライ麦畑でつかまえてです♪

2mを軽く超すような長い茎でした。

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①手袋でモグモグ脱穀・籾摺りを終了したところ

小麦よりも外皮と実が剝がれたやすかったです。

下は1本の穂で、この中に30粒ほどの実が入っていました。

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②ライ麦の殻はモフモフしているので

もみ殻の多くをすぐに取り除けます。

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③いきなりザルで細かい殻を落とせます。

しゃかしゃかしゃかしゃか・・・

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どんどんなくなります。

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④ボールに移し替えて

ゆすって フー
ゆすって フー
ゆすって フー

なぜボールに移し替えるかというと

ザルの目に引っかかってゴミが外に出ていかなからです。

通常はボールではなく箕(み)で行う作業です。

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かなり速いです。

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⑤仕上げ

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⑥完成です

 

以上、我が家式でしたが、

もっと簡単な方法があるかもしれません。

工夫してみてくださいね♪

 

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できあがり♪ 

左は小麦 右はライ麦

ビンに詰めました。

最近はパンづくりをしていないので

ご飯に混ぜて食べています^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年8月 4日 (日)

赤芽ガシワのお風呂と お茶

赤芽柏といえば、

自然のクッキングシート。

お餅やおにぎりを包んだり

大皿に敷いて寒天ゼリーや天ぷらなど

お料理を乗せます。

ちょっとしたエコクッキングシートでしたが、

 

ところが

お茶にすれば胆石や胃潰瘍、

お風呂に入ればリウマチや皮膚病によいというので

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川の土手に生えていた赤芽ガシワの枝葉をちょっといただいて

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1週間ほど軒下に干してドライにして

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煎じました。

葉にひたひたの水を注ぎ、沸騰したら弱火で10~15分ほど。

黒糖入りのコーヒーのような色、

味も野草茶にない濃厚な味わい。

これは稀有な存在、脳裏に焼きつきました。

<胆石にはアカメガシワ>

さらに残りの煎じ液は、お風呂へザザザーと流し込みます。

給湯式でも湯沸かし式でも どちらでもOKです。

<おまけ>

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名前の由来の赤芽の新芽。

ベルベットな見た目は、

葉の表面に密生する星状毛のじゅうたんのせいです。

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雌雄異株です。

オスの木とメスの木は別で、

これは雄木の雄花です。

おしべが線香花火のように開いて

先端に黄色い葯(花粉のふくろ)も見えます。

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こちらは雌木の雌花

最初は緑の柱頭が

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赤くなり実もふくらんで

枝がしなだれています。

秋に黒紫に熟す実は、

鳥たちのおやつになり、

空を旅して運ばれて糞として落ちたところで

発芽します。

この種子は、高温にさらされて発芽しやすくなるそうです。

そのため、道路際や川の土手や空き地など

熱そうで狭そうな所にも果敢に進出して

あちこちに生えているパイオニア植物です。

再生復活の象徴のような木ですね!

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そういう彼らにピッタリの相棒も来客中です。

葉の元に蜜腺がある葉っぱレストラン。

アリだけでなく

若葉は和え物やおひたし等 

ヒトの食用にもなります。

この逞しさ有用性、

縄文や弥生人も食べていたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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2019年7月28日 (日)

土用に桃湯

梅雨の空気がガラリと夏の空気に変わり、

ニイニイゼミが朝から鳴いています。

7/23 10時頃、ニイニイより5日遅れで

ミンミンゼミの初鳴きも聞きました。

 

7/25 実質的な梅雨明けの朝でした。

江戸時代には土用の入りの行事として桃湯が発達し、

病魔退散を祈ったそうです。

桃は中国原産、弥生時代の渡来とのこと。

 

「土用に桃湯」・・・いい響きですね~

 

今年の夏の土用は7/20~8/7(立秋の前の18日間)です。

 

夏の土用は、ちょうど梅雨明けと重なるので

梅雨の間に悪化した あせもや ただれなどの 皮膚疾患を

梅雨明けとともに 桃湯に入り、子供は行水などして、

病魔退散と願ったんでしょう。

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5mくらいの桃の木

7/14頃

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大型のカナブンが、

大喜びで果汁を吸っています。

無農薬無化学肥料のほったらかしなので

ほとんどが落果していきますが、

4分の1は、無傷なうつくしい桃色です。

 

お友達にいただく桃は、

丹精こめられた自然栽培で、

大切に育てられて見るからに健康で美味しく

これぞ不良長寿の桃、という感じで、

自然栽培でも

桃は、ここまで桃になれるのかと思いました。

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ということで

土用の丑の日に桃湯に入ってみました。

生葉でも乾燥でも良いそうなので、

簡単な生葉風呂にしました。

 

本によっては、

生葉は若い方がよいとあり、

芽先のほうの葉をいただき、

ザクザクと切って、

袋にいれて、

水からお風呂にいれて沸かしました。

 

全身をあたためるクスノキ風呂と違い、

皮膚をやわらかく包み込むようなお風呂でした。

 

枝葉をざく切りにしたものは

サクラの枝葉をザク切りにしたときの草木染と同じ香りでした。

モモとサクラ、普段はバラバラに認識していましたが、

同じバラ科で、香りも似ているのですね。

ただそれだけの 湯舟の気づきに

ワケのわからない切ないような懐かしいような気持ちになりました。

 

古事記イザナギは黄泉比良坂で 悪鬼に桃をなげ

桃の魅惑にとりつかれ むさぼる鬼等から逃れます。

イザナミは千引の岩の向こうで取り残され復讐をさけびます。

桃といえば、やはりこの邪気をはらう霊木、

悪鬼退散効果が 目に浮かびます。

イザナギとイザナミ、この後どうなったかは知る由もありませんが、

 

ずっと気になっていましたら、

「昔話と日本人の心」河合隼男には、

昔話の「炭焼長者」が この続きを描く女性像として紹介してありました。

このユニークな見解はまたいつかどこかで、、

ところで、

ヨモツヒラササカ(島根県松江市)には桃の木があるんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年7月25日 (木)

巨樹めぐり⑤ 楠

もう4年前になってしまった巨樹めぐりの続き。

今回はクスノキ。

久しぶりに近くの鳩ヶ谷神社です。

夏越の祓(梅雨時の疫病などを祓う行事)の折の

茅の輪くぐりの 大きなススキの輪を見たくなりました。

しかし、もう終わって何日も経っていたので

なんにもなく、

しかたなく境内をめぐっていたら

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びっくり!

こんな立派なクスノキがありました。

御神木の 夫婦楠でした。

クスノキは、

九州ではメジャーな存在で、

この辺り(埼玉)のケヤキに匹敵します。

 

古くは史前帰化植物らしく南国から来た陽樹、

熊本や鹿児島などでは県木ですから、

子供の頃から 「木といえば楠」

 

まわりの中低木を包み込むような こんもりとした樹形、

堅そうなのに抱きつくたくなる 赤茶色のザラザラゴツゴツの樹皮、

何があっても嘘はつかないような 大木の威風堂々の枝ぶり、

人間でたとえるなら西郷隆盛とか、、

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にしても、クスの大木の樹皮って

こんなにきめ細かく切り立った

タワシで磨き上げられたような山脈系樹皮だったっけ?

とつぜん出会ってしまったので、

思わず息をのみ、拝んで、

そっと触れさせてもらいました。

居住まいを正したくなるようなスッとした双樹でした。

近くの小学校や神社にも

樹齢100年を超えるような楠の大木がありますから、

またもう一度見てみようと思います。

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我が家にも垣根の中にクスノキがありました。

鳥がその秋の黒紫色の実をたべて

糞として落としていったものが

芽を出したのでしょう。

鳥による種子散布の木ですね。

葉を軒下に干して数日後、

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雨の多い梅雨の最中でしたが、

なんとか乾き、カットして、

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煎じました。

沸騰して弱火で15分ほど。

香りは初めはニッケイを弱くした感じと思っていましたが、

いえ、これはまさに樟脳。

じっさい枝葉を蒸留したものは樟脳ですから、

防虫や医薬効果があります。

薬草の本には

これをお風呂に入れてリウマチに効くとありました。

煎じた液を飲めばクスノキ茶です。

これは、どこかで味わった、そうたしか龍角散の味と余韻。

けれども龍角散の成分にクスノキはありませんでした、

白い粉のあれ、だったと思うのですが、、、

 

 

干して刻んだものを袋に入れて沸かし湯にしたものは

香りが弱かったのですが、

前もって鍋で煎じた液と 濾した葉を袋に入れた浴湯は、

確かに温まります。

湯全体の分子が茶色にあったまってるのに

ぬるっとした感じがなく

クスノキ科ニッケイ属らしい

爽やかな温かさです。

<おまけ>

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公園のクスノキ 満開の花、5月ころ

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一般的な公園の樹皮

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白い小さな6枚花弁の花 

名前をつけるなら

白い小さな妖精たちのおしゃべり

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三行脈の葉と黒紫の実。

まんなかの主脈の元の近くから側脈が出て

三本の行く脈。

葉は、つるっとしているのに皮質で

樹から受けるものとは違います。

内に秘めた冷静な薬効が涼し気に溢れだす印象です。

この三行脈の根元に一対の大小の穴があり、

各々別の種類ぼダニが居住していて、

彼らはクスノキに居候して楠の恩恵を受け、

楠を守ってもいる、らしい。

葉の裏に入り口があって、

虫メガネでそのダニまで見えました。

 

※巨樹巡り・・・ごくごく近所の巨樹をめぐる。

ロシアの即身仏のお墓~ドルメンに行きたかったのだが、

行けなかったので、それに匹敵するものとして、はじめる。

巨樹=賢者、土地の生命そのもの

※参考・・・「薬草」山と渓谷社

 

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2019年7月 9日 (火)

赤紫蘇ジュース  赤紫蘇風呂

毎年、7/5までには赤紫蘇を

梅干しの色付けのために

カメの中へ投入する心づもりですが

雨が多くて忘れていました。

ただ赤紫蘇は

そのせいか活き活きとしています。

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毎年、こぼれ種で畑のあちこちから

たくさん出てきます。

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梅干しも いい調子!

たいへん綺麗です。

白いカビを防ぐコツは、

我が家の場合、

1カップほどのホワイトリカーを

たっぷり重石やカメの内側やフタに

塗りこむことです。

手のひらで構いません。

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800gの葉と 6%の塩48gです。

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塩を2回に分けて葉をもんで絞ったところへ

先の白梅酢を1カップほど入れて

赤梅酢になりました♪

これをカメの中の梅干しの上に敷き詰めます。

 

今年は

さらに赤紫蘇ジュースもつくりました。

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わりとヘトヘトになるので

別の日に

簡単に作れるものを

その年の気分でチョイスします。

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赤紫蘇(葉のみ)500g

水       2.5ℓ

砂糖      500g

酢       半カップ

レモン汁     50㏄

 

①水を沸騰させて葉を入れて15分くつくつ。

②葉をこして 液に砂糖と酢を入れて5分弱火でまぜまぜ

③最後にレモン汁を入れました。

 

レシピどおりに作ろうとしていたのに

水を量るのを忘れてしまいました。

出来上がった量が大体2.5ℓでした。

そのせいかストレートでも美味しい。

割りたいときは炭酸や水を5分の1ほど足して

飲んでいます。

砂糖は、家に残っていた白砂糖と素精糖半々。

眠っていたレモン汁も使い切り、

足りない分は 家にあった純米酢でカバー。

あるもの仕様で 水も計らなかったのですが、

今、一番美味しく感じ、

たすけられている飲み物です!

やはり旬ですね~

 

さらにこのとき

あまりに多すぎた赤紫蘇の汁は

お風呂へも入れました。

香りの良いお風呂でした。

お茶として飲めば、扁桃腺など喉に良いお茶。

あとから調べますと、

発汗作用・排毒作用・ストレス発散など

その精油成分や効能は

由緒正しく貝原益軒や明の「本草綱目」にも

記されているそう。

茎葉を乾燥させて木綿の袋に入れるだけの赤紫蘇風呂です。

夏の贅沢な一夜風呂、

いかがでしょうか^^

 

注意、生葉を煎じたものは香り風呂ですが、

ドライにした葉にはフレッシュな香りはありません。

 

参考「薬草風呂」(家の光協会)

 

 

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2019年3月30日 (土)

春のお花風呂~コブシにツバキ~

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まだソメイヨシノが咲く前、

コブシの花が咲いていたころ、

2輪ほどもらって

お風呂に浮かべました。

いい香りがします。

なんだろ、なんだろ、この匂い、どっかでかいだことある、、

スイカ? いや違う もっと爽やか、

ずいぶん遠回りした末、

ラフランス。

そう、たぶんラフランスッ♪

「鼻づまりに効く」(らしいのですが)

ということは、なるほど、こういう事なのですね

お風呂のなかで、すーはーすーはー、せずにはいられません、

来年、忘れなかったら是非もういちど!

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他にも お風呂に浮かべていい香りの花はないかと、

クレマチス あーまんでいーを浮かべてみました。 

ふしぎなほど香りませんでしたが、

見た目があまりに美しく、

一晩たった花びらも更に水に透けて輝くよう、

妖精の国でお風呂に入ったら

きっとこんな感じでしょう。

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「椿風呂」

花粉のミネラル、ビタミンを落とさなよう

水洗いしないで受かべるというくだりが気に入り、

さがしてさがして、椿をさがして

ようやく見つけたところは、おじいさんち。

ベー助くんの実家に咲いていました^^;

皮膚のかゆみや炎症に良いというので探しました、

娘のために試してみました、

即効性はなくとも

いつの日か、懐かしい思い出が

真っ赤な花びらの椿風呂っていうのも いいな~と♡

 

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2018年11月27日 (火)

カリンはちみつ

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咳ぜんそくになって、
3週間になろうかという頃、
ようやく

戸棚に眠っていた

5年以上前のカリンはちみつを

出してきて飲みました。

カリンはちみつは、民間療法では、
必ず出てくる有名な咳・のどの痛みの生薬です。

しかし正直、カリンはちみつは、
時間がたつとフレッシュさを失い、
実をそのまま入れ続けているのがいけないのかもしれませんが、
コクがありすぎて敬遠がち、
それで あと一口が残っていたのですが、

今回は、

その一口に救われました。

喉と咳の痛みを

やわらげてくれるのです。

柚子はちみつとは、
また違う特化した薬効成分は、
たしかに

「咳・のどの痛み」

でした^^


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そこで、早速
夜のさんぽで拾った無農薬カリンを
漬け込みました。

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一日後、

もう飲んでいます。

【カリンのカリンたるカリンらしさに出会えて本当に良かった】

(唯一、咳ぜんそくになって 良かったと思える出来事)

ここにプロポリスを1~2滴おとすと
効果倍増♡


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2018年11月16日 (金)

木の実のおやつ

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ノイバラの

バラ目バラ科バラ属ノイバラ

王家の血筋みたいなネーミングなのに
なぜか控えめなノイバラ

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その一枚の葉と木の実

一枚は5出複葉いや奇数羽状複葉かな

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はっぱのお皿に一粒のせていただきますと、

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あら、まあ、おいしい♡

飴の
小梅ちゃんみたいな
爽やかな酸っぱさと甘さ

しかも、1cmにも満たないちいちゃい実なのに、
タネが7こも8個も
いったいどこに入っていたんだろう???

おまけに1㎠にも満たない薄皮なのに
小梅ちゃん1っこ食べたような満足感!!!

「知らないうちに2個たべちゃいないだろうなあ~」
とつぜん昔話のキャラクターが出てきてぶつぶつつぶやきます。
これは「びんぼうこびと」のお百姓さんですね^^;

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そーっと上半分を齧ってみたら、

白いタネが
ほっぺをくっつけあって
お行儀よく球状に並んで入っていました。

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右は、かじる前。
目印は、黒い花の痕。
バラの実感を醸し出しています。

~びんぼうこびとのうた~
7にんきょうだい実をよせあって
赤い袋で眠ってる
やせっぽちだが大の仲良し
ぎゅうぎゅうぎゅう
ぎゅうぎゅうぎゅう
赤い袋の口あけて
おいらの眠りをさましておくれ
ぎゅうぎゅうぎゅう
ぎゅうぎゅうぎゅう
 【のいばら小梅】

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2018年3月20日 (火)

春芽がっしょうだん

春、
春分の日も近づいてきますと
ベー助君からの熱いラブコールがはじまります。

「草取りをおねがい!」

どうしても
内勤優先にしてしまうタチなので
例年のコールは日々積み重なって悲壮感が漂ってきます。
本当に申し訳ないことです。

そこで今年は春分の日前から出かけました。

するとハウスの中では、

冬芽ならぬ
春芽がっしょうだんがお出迎え!

パンパカパンパンパ~ン
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かなり人間的な顔をしています。

大きく見開いた眼、
引き締まった小鼻、
何かを考える口元は、

昨夜のガサゴソと聞こえた物音に
今夜も備えているかのようです。

「きのう、たぬきが通りましよ、
あらいぐまは、奥の水辺をあるいていました」
        (名探偵フ入りりガクアジサイ)
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冬芽のときは、

「とげの森の顔なし」で
暗黒のいばらに 青ざめた顔を
浮き上がらせていたのですが、

春になったら、
こんなに青々と精悍な面持ちで
しかも艶々に
春の陽光を出迎えておりました。

いったいこれからどこへ向かおうとしているのか?

「カラスアゲハを待っております
この葉の照りは
彼らの光る羽になり、
空を舞い飛ぶのでございます」
     (カラスアゲハとカラスザンショウの森)

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丸く萌ゆる王冠のなかに
さらに春を祝う小葉が顔を出しています。

陽気にほほ笑む、
彼女の心そのままです。

そんなにうれしいのですか?

「はい いつもこの時期 わたくしは
こうして歌をうたっております」
     (黄金葉あじさいの姫)

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ぅっしっしっしっし

なんといっても春ですからねぇ

じつは、
わたしの透明な黄金の実も
その中の黒く硬い種も
またその中の白いナッツのような仁も
鳥のような羽状複葉の葉群れも
水のなかで泡だつサポニンも

すべてここから始まるのです
        
どこから?

「ここからです
ほら
瑞々しく羽を閉じた一枚からです」
       (春の無患子)


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2017年10月19日 (木)

草地の文化

今年9月、荒川沿いの幼稚園へ【自然あそび】の出前で行ったとき、

素晴らしかったのは、
荒川土手横の園舎の立地を活かして
園長先生が斜面の土手の草地を
こどもたちのために残されていたことです。

草と人とのかかわり、
草地の文化ですね。

森の文化は認められ、
木は大切にされ植樹されることはあっても
草は抜かれてしまうことが多い。
今、草地、原っぱ、草原は都会地では大変少なくなってきています。

しかし草地で育つ昆虫たちは、
植物と動物をつなげる大変貴重な働きをしています。
虫たちは、植物の命をとりこみ、さらに小動物に食べられることによって、
植物界と動物界をつないでいます。

そうした多様な生きものを育む大地からの芽吹きの場所,
はじまりの場所が草地です。

その草地を残すことは
子どもたちにいのちの多様性のつながりを残すことであり、
それを実際に体と心で感じる体験の場所でもあります。
まさに、草地は子供たちの命と感性を育む場所です。

かつてある小学校の校長先生が
校庭の一角にわざと草を伸ばして
子どもたちのために残していらっしゃいましたが、
今回もそんな貴重な園に出会えて大変感動した一日でした。

子どもたちは、コンクリートジャングルの駅周辺に暮らしていますが、
草地慣れしていて、
本当にバッタのように元気でした^^♪

PS<自然保護の観点からいうと>

自然体験を行う場合、
馴染みのある生物も外来種(植物でも動物でも)であることが多いので、
体験と繁殖を分けて捉える必要があります。

触れあって遊ぶことと、
意図的に増やすことや放流することを混同してしまうと、
「ホタルの放流」であっても、せっかくの地域種の生態系を崩してしまうことになり、
自然体験が、自然破壊につながることもあります。

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